【ペッパーランチ】「いきなり!ステーキ」店舗数上回るも……期間限定980円リブロースにガッカリのワケ

「ペッパーランチ」の期間限定「リブロースステーキ」980円が「いきなり!ステーキ」よりお得といえるワケ

 今回、かなり久しくお店に行く私は、看板メニューの「ビーフペッパーライス」を食べる気満々でいたのですが、公式サイトを開いたところ、トップページに「リブロースステーキ 単品ライス別120g 980円」との文字が。なんでも、リブロースは、サーロインと並ぶ牛肉の「2大高級部位」で、3月13日から期間限定で提供しているそう。「在庫がなくなり次第、販売終了します」との注意書きもされていました。

 

 「期間限定」の言葉に弱い私は俄然興味が沸き、予定を変更してこの「リブロースステーキ」を食べてみることに。

 

 ちなみに、ほかにも、以下4品が期間限定で販売されている様子。

 

・「リブロースステーキ コンボ」リブロースステーキ120g、オリジナルハンバーグ75g:1,380円

・「煮込みハンバーグ」150g、1,180円

・「煮込みハンバーグコンボ」1,180円


店の入り口のドア付近に掲示されていたメニュー表。期間限定メニューは載っていませんでした(C)サイゾーウーマン

 

 なお、通常のステーキメニューは以下のラインアップとなっています。

・「ワイルドジューシーステーキ」180g:1,380円、280g:1,680円、450g:2,380円

・「サーロインペッパーステーキ」120g:1,130円

・「カットステーキ」120g:1,080円

 「リブロースステーキ」は、一番安価な「カットステーキ」よりも100円安いことに。高級部位がこの値段で食べられるとは……! 

 

 ちなみに、ライバルとなった「いきなり!ステーキ」で、オーダーカットメニューの「リブロースステーキ」(1g11円)を120g注文した場合、1,320円となりますから、「ペッパーランチ」のほうがお得。さらに興味が沸いてきます。

期間限定「リブロースステーキ」980円、不安的中! スジ部分が多くてガッカリ


券売機で店内飲食を選ぶと、キャンペーンメニューが表示され、お目当ての「リブロースステーキ」を発見!(C)サイゾーウーマン

 店に着き、タッチパネル式の券売機で注文を済ませます。今回、私は期間限定の「リブロースステーキ」120g、980円に、「Cセット:ライス&彩りサラダ」320円を追加してオーダーしました。

 

 すると、5分もたたないうちに注文番号が呼ばれました。相変わらずの提供の早さで、「いきなり!ステーキ」にも引けを取らないはず。


「リブロースステーキ」120g、980円と「Cセット:ライス&彩りサラダ」320円(C)サイゾーウーマン

 そうしてカウンターで料理を受け取り席に着くと、ジュージューと音を立てるお肉と香ばしい香りが食欲をそそります。


提供時のお肉はほぼ生状態です(C)サイゾーウーマン

 お肉は、思ったよりもスジの部分が多く、ちょっとガッカリ。果たして、ちゃんと噛み切れるのだろうかと不安がよぎります。


席に用意されているトングで、しっかり焼いていきます(C)サイゾーウーマン

 ひとまず、ほぼ生の状態のお肉を、トングを使ってしっかり焼いていきます。焼き具合を好きに調節できるのが、ペッパーランチのいいところ!


一番厚みがあったお肉にナイフを入れると、しっかりとした弾力がありました(C)サイゾーウーマン

 確認のために、一番厚みのあるお肉にナイフを入れてみると、ミディアム・レアくらいの焼き具合だったので、念のためもう少し焼いていきます。 


左からステーキソース(甘口、辛口)、コショウ、おろしにんにく、塩(C)サイゾーウーマン

 なお、席には甘口と辛口の2種類のステーキソースと塩、コショウ、おろしにんにくが置かれていました。私は甘口と辛口、両方のステーキソースをかけていただくことに。


左が甘口、右が辛口ソースをかけたステーキ。辛口といっても、そこまで辛みは感じませんでした。(C)サイゾーウーマン

 少し放置し、ソースをこがしながら残りのお肉もカットして、いざ実食! 

 スジの部分は予感が的中し、やはり、なかなかの噛み応えで、なかなか飲み込むことができなかったものの、赤身の部分はそこまで硬さはなく、適度な弾力があり、肉肉しさも感じられました。

 ただ、公式サイトの説明では、「サーロインと比べると、サシの入り具合がより細かく、赤身と脂身のバランスはまさに“黄金比“!」と書いてあっただけに、「“黄金比“のわりに、脂身のスジの部分多くない?」というのが正直な感想(たまたま私がスジの部分に当たってしまったのかもしれませんが)。まぁ、980円という値段を考えると、致し方ないような気もしますが、リピートするかと言われたら、答えはノーです。

 それと、一つ気になったのは、期間限定メニューとして展開しているわりに、店内でポスターなどを確認できず、宣伝している様子がなかったこと。「ひょっとして、売るつもりないの?」と思わず心の中で突っ込んでしまいました。

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