散らかりやすいリビング収納は「出し入れのしやすさ」を考えた定位置づくりで解決!

おはようございます。

ライフオーガナイザーの吉川圭子です。

家の中で一番広い空間であることが多いリビングは、人が集う空間でもありモノが集まりやすい空間でもあります。スペースがあれば収納には困らないと思いきや、リビングに圧迫感は出したくないから最低限の収納家具しか置いてない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わが家も、リビング内に置いている収納家具はテレビボードのみ。リビングを片づけしやすくするために気をつけたことをご紹介します。

■深め&広め引き出しは「ケースで仕切る」が必須

テレビボードはオープン収納と引き出し収納がそれぞれ3つずつあるタイプです。

引き出し内に収納しているものは左から順に「外用薬や衛生用品」「ブルーレイやDVD」「ゲームのコントローラーやカードゲーム類」。やや深め&幅広の引き出しなので、収納ケースを組み合わせて引き出し内を仕切っています。

衛生用品を入れている左側の引き出しで使っているのは「IKEA」の「GODMORGON ふた付きボックス」や100均のプラスチックケースなど。

ゲームのコントローラーを入れている右側の引き出しは、「無印」の「ポリプロピレンメイクボックス」シリーズを使って引き出し内を仕切っています。Wiiのコントローラーは「ポリプロピレンメイクボックス・1/2」に、Switchのコントローラーは小さめなので「ポリプロピレンメイクボックス・1/2横ハーフ」に入れています。

引き出しの中をなにも仕切っていないと開け閉めのたびに中のものが前後左右、へたしたら上下にも?動いてしまいますが、仕切りを入れることで引き出しの中がぐちゃぐちゃになるのを防いでくれます。体温計や耳かきなどの棒状のものは立てて収納できるので、収納スペースの節約にもなりました。

■定位置を決めるコツ「使う人がどこにいるか?」

引き出しがいくつもある家具だとどこに何を入れたらいいか迷うことはありませんか。

3つある引き出し収納のうち、最初に定位置を決めたのはブルーレイやDVDが入っている中央の引き出しでした。ディスクの入れ替えをするときはブルーレイプレーヤーの正面に座るので、プレーヤーの真下ではなくとなりの引き出しのほうがいいと思ったからです。

テレビボードの左側にまとめてブルーレイコーナーを作ったほうが収納のセオリー的には美しいのかもしれませんが、使い勝手を優先しました。というとかっこよく聞こえますが、実際はプレーヤーの下がディスクの収納場所だと、子どもがディスクの出し入れのときにディスクトレイに手などをぶつけて壊されたら嫌だからです……

ちなみに、次に決めたのが右の引き出しで、右側のほうが動線的に出し入れしやすいので子どもたちが使うことの多いコントローラー類にしました。