一人暮らしでもピアノを楽しみたい人必見!ポイントやおすすめを紹介

一人暮らしでもピアノを楽しみたい人必見!ポイントやおすすめを紹介

「一人暮らしの賃貸物件でもピアノを弾いて良いのだろうか」と疑問に思う人は多いはず。そこで本記事では、物件を選ぶときのポイントや注意点、おすすめの電子ピアノをご紹介します。

自由度が高いのが魅力の一人暮らし。せっかくなら趣味のピアノを思い切り楽しみたいですよね。とはいえ「賃貸物件でも演奏して良いのだろうか」と疑問に思う人も少なくないでしょう。

そこで本記事では、一人暮らしでもピアノを楽しみたい人に向けて、物件を選ぶときのポイントや注意点、おすすめの電子ピアノをご紹介します。

一人暮らしでピアノを弾くときに確認すること

一人暮らしでピアノ演奏を楽しみたいのなら、事前確認が欠かせません。「楽器可」の物件でも、楽器の種類によっては使用できない場合があります。この章では、入居する前にチェックしておきたいことを4つご紹介します。

ピアノを弾くなら「楽器可」の物件を選ぶ

ピアノを弾きたいのなら「楽器可」の物件を選びましょう。演奏や歌唱することを考慮して建てられているため防音設備が整っている場合が多く、安心して音楽を楽しめます。物件探しをするときに「楽器可」で絞って検索したり、音楽大学の近くの部屋を探したりすると見つけやすいでしょう。ただし、打楽器や管楽器など種類によっては認められない場合もあります。部屋を借りる前に、かならず確認してくださいね。

「楽器相談可物件」なら防音対策を念入りにおこなう

「楽器可」と似たもので「楽器相談可物件」もあります。これは大家さんの厚意によって楽器演奏が認められた物件であり、一般的な賃貸と建物の設備は変わらないケースがほとんどです。楽器可の部屋に比べると家賃を抑えられるメリットがありますがその反面、音漏れしやすく近隣住民からクレームを受けることも考えられます。楽器相談可物件を選ぶ場合は楽器可の部屋よりも、より周りへの配慮が必要です。

また実際に足を運んで自身で確認することも大切。今までに音漏れによるトラブルがなかったかどうかを大家さんや管理会社に聞いてみても良いでしょう。

楽器演奏の詳しいルールを確認しておく

楽器の演奏が許可された物件であっても、時間帯などの詳しいルールを確認しておきましょう。平日であれば10~20時、休日は午後~の場合が多く早朝や深夜は厳禁です。マナーを守って気持ち良く演奏を楽しんでくださいね。

楽器不可の物件では電子ピアノも使用できないので注意

「楽器不可」「ピアノ不可」の物件では、基本的に電子ピアノの使用もできないので注意が必要です。「ヘッドフォンをすれば問題ないのでは?」と思う人もいるかもしれません。けれど鍵盤をたたく音やペダルを踏む音などの振動は、想像している以上に響きます。内緒で電子ピアノを弾き住民同士でトラブルになることのないよう、演奏したい場合は「楽器可」または「楽器相談可」の物件を選びましょう。

【場所別】一人暮らしでピアノを弾くときの防音対策

一人暮らしでピアノを弾く場合、「楽器可」「楽器相談可」の物件であっても防音対策は必須です。この章では、具体的な方法を場所別にご紹介します。

【床】一人暮らしでピアノを弾くときの防音対策 

床は防音対策を最優先するべき場所です。鍵盤をたたく音や、ペダルを踏む音は下の階に響きやすいので注意しましょう。防音カーペットの上に毛足が長く厚手のラグを敷くと、衝撃を和らげることができます。またピアノの下に防振ベースを敷けば振動も抑えられます。

搬入する時にも注意が必要です。ピアノは重たいもの。床を凹ませたり傷を付けたりしてしまうと、退去時に修繕費が掛かる場合もあります。ピアノの下に段ボールを敷くだけでも、傷が付くのを防止できますよ。

【窓】一人暮らしでピアノを弾くときの防音対策

窓は音が漏れやすい場所です。隙間を作らないよう「隙間テープ」や「防音シート」で対策をおこないましょう。市販の防音カーテンを使うだけでも、音漏れを防げます。窓よりも少し大きいサイズを選び、たるませずに張った状態で取り付けると防音効果がアップ。できるだけ密着させることがポイントです。

【壁】一人暮らしでピアノを弾くときの防音対策

隣の部屋にも配慮が必要。壁に防音シートを張ると、音漏れを抑えられます。フェルトパネルタイプやシールタイプは手軽に取り付けできるので、女性にもおすすめ。また突っ張り棒で固定できるアイテムなら、壁を傷付けずに済みます。

ピアノを置く場所を工夫するのも方法の一つ。隣の部屋の壁にくっつけないようレイアウトすると良いでしょう。間取りの関係でどうしても難しい場合は、数cm離すだけでも音漏れを軽減できますよ。