ファストファッションとは?愛され続けている理由と歴史

ファストファッションとは?愛され続けている理由と歴史

普段、何気なく耳にしている「ファストファッション」というワード。実際にちゃんと理解している人は少ないかもしれません。今回はファストファッションについて、約8年間アパレル店員をやってきた筆者が徹底解説いたします。

普段、何気なく耳にしている「ファストファッション」というワード。実際にちゃんと理解している人は少ないかもしれません。今回はファストファッションについて、約8年間アパレル店員をやってきた筆者が徹底解説いたします。

ファストファッションとは?

ファストファッションとは、トレンドを取り入れた洋服をリーズナブルな価格で提供するファッションを指します。「ファストフード」のように手軽に楽しめることで「ファストファッション」という呼ばれ方になりました。大量生産して多数の店舗で販売するため、安価での提供が可能となり、トレンドに合わせて短いサイクルで販売するのもファストファッションの特徴です。

ファストファッションの歴史

1990年代、ファストファッションで注目され始めたのはGAPでした。GAPはアメリカでカジュアルな洋服をリーズナブルな価格で提供し、多くのお客さんが足を運んだことで話題に。当時は日本でもGAPのおしゃれなCMや広告が注目を集めるようになりました。

その後2000年代に入ると、スウェーデン発のH&Mなどが突出し、GAP人気が少し衰え始めます。H&Mでは最新のトレンドを取り入れた洋服が多く展開され、おしゃれでリーズナブルな価格に多くの人が魅了されてきました。この頃から、低価格でトレンドを取り入れるファストファッションのジャンルが確立してきたと言えるでしょう。