結婚したい「独身貴族」は過半数以上

　独身貴族とは、一定の年齢になって結婚はせず“独身を謳歌している”ように見える人の呼称です。定義は曖昧ですが、独身で自由に使えるお金が多い人のイメージといえます。しかし、独身貴族と言われる人は本当に独身のままでいたいと考えているのでしょうか？ 本記事では、“独身貴族は結婚したい”をテーマにお伝えしていきます。

　国内・国際結婚相談所サービスを提供する「Q.E.D.パートナーズ」が、未婚のアラサー男女200人を対象にインターネット調査を行った結果を公開しました。

　現在恋人がいるかについては、「いる」44%、「いない」56%という結果になりました。恋人が「いる」「いない」と回答した両者に、結婚願望の有無を設問したところ「ある」67%、「ない」34%と、半数以上が結婚願望を持っていることが判明。

　一方で、「恋人がいる」と回答した人を限定に、結婚願望の有無を質問したところ、「ある」83%、「ない」17%と、こちらも半数以上が結婚に対して前向きに捉えていることがわかりました。

　独身であれば、好きにお金を使えるため「そのままでも幸せなんじゃ…」と思うかもしれませんが、実際は結婚したい人が多いようです。

「独身貴族」に対する世間の声

　X（旧ツイッター）を通して、独身貴族に対する世間の声を見ていくと…

「40過ぎても独身貴族で豪遊していた会社経営してる知人が45歳で27歳爆美女と結婚。もう遊び尽くしたし残りの人生は跡継ぎの子供つくって緩く暮らすわ」と言ってたのが5年前。5 年振りに会ったらだいぶ老け込み『子供ってつくろうと思ってできるもんじゃないな』と悲しそうに言ってる姿が印象的だった」

「私の独断と偏見の統計上結婚して子供おる方って後輩に嫌われてる人が少ない印象。独身貴族で後輩に好かれるとなると私のﾌﾟﾘｾﾌﾟﾀｰ(主任)くらい優しくて頭良くてﾌﾟﾗｲﾄﾞの出し方を分かってないと難しいんじゃないかと思う」

　独身貴族は、一時は幸せで楽しくても、年を取って寂しくなっていたり周りからの印象が良くないなどの一部意見も見られました。

配信： LASISA