1月22日は「カレーの日」!おうちで作れる本格カレー
みなさん、1月22日はカレーの日だとご存じですか? 1982年の1月22日に全国の小中学校の給食で一斉にカレーが出されたことにちなんで定められたそうです。そこで今回は、この「カレーの日」にちなんで、おうちで作れる本格カレーの作り方をご紹介します!
ほろほろのお肉がたまらない!「欧風ビーフカレー」
今回紹介するのは、高校生のときにバイトしていたカレー屋さんのノウハウを生かして何度も試行錯誤を重ねて作った欧風ビーフカレーです。スーパーで手に入る食材で、おうちで作ったとは思えないほど本格的な味に仕上がります。材料が多くて、一見大変そうに感じるかもしれませんが、作り方は簡単! ちょっとのコツでとっても簡単に美味しくできるんです。おもてなしにもおすすめですよ。
【材料(6人分)】
牛カレー用角切り肉 500~600g
玉ねぎ 3個
Aにんにく 2片
Aしょうが 1片
Aにんじん 1本
Aまいたけ 1株
Aセロリ 1本
カットトマト(缶詰) 1缶
水 300ml
デミグラスソース(缶詰) 1缶
赤ワイン 400ml
はちみつ 大さじ2
ブイヨン(固形) 3個
バター 100g
カレー粉 大さじ4
ローリエ 3枚
ガラムマサラ 大さじ1
サラダ油 大さじ1
塩 少々
ブラックペッパー 少々
【作り方】
1.玉ねぎを薄くスライスしておく。Aの材料をすべて適当な大きさにカットしてミキサーに入れ、さらにカットトマト(缶詰)と水を入れてミキサーにかけておく。
●キヨシこだわりポイント
野菜をミキサーで撹拌する事で、長時間煮込んだような奥深さが再現できます。
2.牛カレー用角切り肉に塩こしょう(分量外)をふる。フライパンにサラダ油を大さじ1入れて熱し、牛肉の両面にこんがりと焼き目がつくまで中火で焼く。焼き目がついたら、赤ワインとローリエを入れ、10分ほど中火で煮込む。
●キヨシこだわりポイント
お手頃価格の牛肉でも、赤ワインで煮込むことでほろほろに仕上がります。
3.鍋にバターを入れて溶かし、1の玉ねぎをあめ色になるまで炒める。
●キヨシこだわりポイント
弱火でじっくりと炒めてしまうと20分程かかりますが、塩ひとつまみと水少々を振り、水分がなくなったら、同じように水少々を加えながら炒めると10分程であめ色になります。あまり動かさず焦げ目をつける感じで強火で炒めるとコクが出て美味しく作れます。レンジで一旦加熱したり、蓋を閉めたりするのも時短になりますが、フライパンでしっかり炒めた方が確実に美味しくなります。
4.3にカレー粉、ガラムマサラを加えて弱火でペースト状になるまで炒める。
5.2にミキサーにかけたAとブイヨン(固形)、4を加えて1時間ほど弱火で煮込む。
6.5にデミグラスソースとはちみつを加え、塩・ブラックペッパーで味を調え、15分ほど煮込んだら完成!
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ほろほろのお肉がたまらない!「欧風ビーフカレー」
完成してすぐ食べるよりも、一旦常温まで冷ましてから温めて食べる方が、味がまとまって美味しいんです。一旦冷凍すると、さらに美味しさがアップしますよ。
野菜をミキサーで撹拌したり、玉ねぎをあめ色になるまで炒めたり…。ちょっとした工夫で、おうちでも本格カレーを楽しめます。
研究を重ねてたどり着いた、おうちでもできるこだわりの欧風ビーフカレー。ぜひ作ってみてください!
これまでの連載はこちら!
このコラムを書いたNadia Artist
ASIAN KUNG-FU GENERATION 伊地知 潔
https://oceans-nadia.com/user/130197
ASIAN KUNG-FU GENERATION、PHONO TONESのメンバー(Dr)。ミュージシャンきっての料理好きとしても知られている。
得意なジャンルも定番料理からアレンジをきかせたオリジナル料理まで幅広く、オリジナルレシピ本も出版している。中でも一番の得意料理は「カレー」。
配信: Nadia
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