小学生の男子は年齢が上がるとだんだん話をしなくなったり、照れ隠しからか乱暴になったりすることが増えてきます。そんな時期の子どもに、妊娠を通じて生命の大切さを伝えられ、また子ども自身もそれを自然と受け止めてくれた姿に感動したお話をご紹介します。
お手伝いしない息子がよく働く、よく動く
小学生の息子はひとりっ子生活が長く、お手伝いを積極的にしない子でした。しかし妊娠後期になり、つらそうにしている私を見ると「大丈夫? 疲れた?」と声をかけて気づかう様子をみせることが増え始めたのです。
普段から息子との会話が少なくなっていたので、親子での会話の時間がとれるようになりました。さらに掃除機をかけたり、重い物を持ってくれたりと小さなイクメンができたようで頼もしさを感じ、とてもうれしかったです。
乱暴者のお友だちが見せたやさしい気持ち
息子と同じクラブに所属しているお友だちのA君も現在ひとりっ子で、たまに乱暴なことをしてしまう活発な一面があります。そんなA君が妊娠中の私のおなかに興味津々で、「このおなか、もしパンチしたらどうなるの?」と言いながら側にやってきました。
「触ってみる?」と聞くとうなずき、そーっとなでながらやさしい表情に。胎動を手のひらで感じたようでした。いつもはやんちゃだけれど、A君のやさしい一面を見たような気持ちになりました。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)