ファミリーロボットが、子どもの生活習慣や生活リズムを整えるために役立つ内容を日替わりで発話する新サービス登場

ファミリーロボットが、子どもの生活習慣や生活リズムを整えるために役立つ内容を日替わりで発話する新サービス登場

ユカイ工学は4月4日、ファミリーロボット「BOCCO emo」と一緒に、子どもの生活習慣や生活リズムを整える新サービス「こども生活習慣サポート」の提供を開始しました(BOCCO emo Wi-Fiモデル、BOCCO emo LTEレンタルモデルが対象)。

子どもに身につけさせたい生活習慣を促すひとことを発話

「BOCCO emo」は、子どもでも簡単に家族との音声メッセージのやりとりができるロボットで、予定を音声でお知らせする機能、センサーで見守る機能などが搭載されています。

新サービス「こども生活習慣サポート」は、「BOCCO emo」が朝と夜の2回、あいさつ、歯磨き、着替え、食事、トイレなど、子どもの生活習慣や生活リズムを整えるために役立つ内容を日替わりで発話するサービスです。

発話内容は、東京家政大学の監修および省エネ等に知見を有する東京ガス都市生活研究所の協力のもと作成。東京家政大学が、子どもに促したい行動を以下の7つのカテゴリーに分類しました。子どもに伝わりやすい表現を工夫して作成し、飽きずに楽しめるよう、季節や行事などの雑学も織り交ぜています。

1.社会規範:あいさつ、公共でのマナーなど

2.食育:食事に関するあいさつやマナーなど

3.生活習慣・技術:睡眠・着脱衣・清潔・トイレに関すること

4.省エネ行動:省エネルギーや環境への配慮に関すること

5.学校関係:学校生活でのマナーなど

6.対人関係:人とより良い関係を築くために配慮すべきこと

7.自立支援・自己実現:災害時等に自分で身を守る方法や自立心、自己実現を育むようなもの

発話例

監修した東京家政大学の准教授・赤石記子先生は、「単純に情報伝達するのではなく、豆知識なども盛り込み、BOCCO emo から『◯◯って知ってる?』など、子どもの遊び心をくすぐるような問いかけをして意欲を引き出すように工夫しています」と語っています。

実証試験では、98%が「BOCCOからの発話に子どもは興味を持った」、86%が「BOCCOを使って子どもの生活習慣や生活リズム改善のきっかけになった」と回答しています。

※小学校1,2年生の男女49名と保護者が約40日間、生活リズムサポートコンテンツ(東京家政大学および東京ガス都市生活研究所にて作成)を初代モデルBOCCOで利用した際のアンケート結果

保護者からは、「朝ちゃんと起きてくれるようになってくれたのは嬉しい」「親が言いたいことをすっきりまとめて言ってくれて、親もとても勉強になりました」といったコメントも寄せられました。

BOCCO emo 公式サイト

https://www.bocco.me/

ユカイ工学

http://www.ux-xu.com/

(マイナビ子育て編集部)

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