隠すなキケン!片づけめんどうな男子に最適な「シンプル&見える」収納3つのポイント

おはようございます。

ライフオーガナイザーの梅野優子です。

ちょうど1年前、中学進学のタイミングで個室を使い始めた次男。

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その後、次男の行動を観察していてあらためて痛感したことは、「隠す」「収納場所が多い」の2点はNGだということでした。

少しずつ改善してきた部屋の様子をご紹介します。

■改善点1:何でも突っ込める“見えない”収納スペースは封印!

扉付きの造り付け収納は、スペースもあり、かがまずにものを出し入れできるので、当初は、制服や普段着、学校グッズなど、ゴールデンゾーンとして使うことにしていました。

個室なので管理は本人にまかせたいところですが、不安なのでときどきチェックしていました。そのたびに、見えない場所から汚れた服などが発見される始末……。片づけがめんどうな次男は「とりあえず突っ込んで扉を閉めてしまえ!」という行動パターンになりがちだったようです。

そこで、このスペースは封印することにして、代わりに、部屋の中に置いた棚に収納していたわたしの仕事の保管物(ほぼ動きがないモノ)などを収納することにしました。

■改善点2:シンプルイズベスト!収納は見える場所の2カ所のみ

最初は、机横のワゴン、その隣の袖机の上、造り付け収納の中、と収納場所が3カ所ありました。学校のバッグなどを収納している机横のワゴンは現状維持。

あとの2つのものを1つのユニットシェルフにまとめて収納することにしました。

収納場所が減ったことで、探しやすく戻しやすくなったようで、紛失物も減りました。

■改善点3:必要なものだけが目に入るようにして管理しやすく

ふだん使うものだけを見える場所に収納し、めったに使わないものは見えない場所に収納することにしました。たとえば、表に出ていた棚に収納していたわたしの仕事のものなどは、造り付け収納の中に移動し、空いた2つの家具(白枠の中)は処分&移動しました。

ユニットシェルフの上にあった複合機や、引き出しに入れていたコピー用紙などは1階へ移動。

次男のものでも、季節外の服や思い出のモノなど、ふだん使わないものは造り付け収納の中に収納しています。

現在は、必要なものだけが見える場所にあるシンプルな部屋になりました。

隠してしまったら最後、その存在を忘れるタイプの次男には、「使うモノは見える場所」「収納場所は少なく」「使わないモノは見えない場所」の3つがポイントでした。

かく言うわたしも、大きな声では言えませんが、似たようなタイプ……。大人でも、めんどくさがりな人には、こんな単純な収納がちょうどいいのかもしれませんね。

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ライフオーガナイザー 梅野優子

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思考の整理からはじめるコンサルティング型片づけ収納のプロ「ライフオーガナイザー」を育成する日本ライフオーガナイザー協会の公式ウェブマガジン。片づけのプロが自宅で実践していることを中心に、時間を生みだす片づけ・収納のコツや、心地いい暮らしづくりのヒントをお届けしています。
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