洗濯物はどこに干す?乾燥機は使ってる?洗濯の悩みトップ3『洗濯物のシワ』『部屋干しの臭い』『汚れ落ちが悪い』の解決方法を専門家に聞く

洗濯物はどこに干す?乾燥機は使ってる?洗濯の悩みトップ3『洗濯物のシワ』『部屋干しの臭い』『汚れ落ちが悪い』の解決方法を専門家に聞く

みなさんは、乾燥機や洗濯機の乾燥機能を使っていますか? 乾燥までできていれば、干す手間を省けるけれど、「洗濯物はお日様に当てたい」という人もいるようです。
そこで、「たまひよ」アプリユーザーに、みんなの洗濯物事情についてアンケートを実施。現在のリアルな現状とママの声をご紹介するとともに、家事代行サービスのパイオニアであるベアーズの高橋ゆきさんに、現在の洗濯物事情とオススメのテクニックについて聞きました。

500人の回答結果は?

最初にアンケート結果から、ご紹介します。

普段、洗濯物はどこに干すことが多いですか?

乾燥機派8%、ベランダや庭などの屋外で干している人が56%でした。その他と答えた方の内容は、使っていない部屋や廊下など。
少数派ですが、家の中にあるサンルームや浴室乾燥機能を使って干しているご家庭も。また、子どものものはベランダで干し、夫婦のものは乾燥機までかけているという合わせ使いもありました。

「子どものものはベランダで、私たち夫婦のものは乾燥機までかけて楽しちゃってます!」(タコライス)

「サンルームです」(がーこ)(母ちゃん)(まなとママ)(R)

「駐車場の屋根の下」(ミク太郎)

「子ども服とガーゼは縮むので外で干してます」(すぐママ)

「風呂場で浴室乾燥機を使ってます」(ちーちゃん)

どこに干すにしても、1人で家事を抱え込まないことが大事

そもそも、洗濯物が少なければ、雨の日は洗濯をしないという選択もできるはず。でも子どもが生まれると洗濯物が増えて、以前はなかった洗濯物の悩みも出てきますね。
そこで、日本初の家事代行サービスを立ち上げ、より利用者に寄り添ったサービスを提供してきたベアーズの高橋ゆきさんに、各家庭から相談を受けることの多い悩みとその解決法について聞いてみました。

「お客様から聞く悩みのトップ3は、『洗濯物のシワ』『部屋干しの臭い』『汚れ落ちが悪い』です。

洗濯物のシワの悩みは、素材にもよりますが、洗濯ネットに入れて洗濯をすると軽減します。
干す時はシャツの肩の部分を持って振ったり、手のひらで挟んでパンパン叩いたりすることでシワ予防になります。

部屋干し臭については、部屋干し自体が臭いの原因ではなく、濡れている状態が長く続くことが原因です。
温度、湿度、空気の通り道をうまくコントロールしましょう。
洗濯物の下に吸水効果のある新聞紙を丸めて置いて置くほか、衣類除湿乾燥機やサーキュレーター、扇風機などを使い、濡れた状態を短時間にすることが重要です。

汚れ落ちについては、どんな汚れかにもよりますが、洗濯機いっぱいに洗濯物を入れてしまうと洗濯機がうまく回らず、きれいに洗えません。洗濯槽の7~8割くらいを目途にしましょう。
頑固な汚れがついている場合は、事前に汚れに適した洗剤につけ置きし、汚れを少し浮かせてから、洗濯機に入れると汚れが取れやすくなります。

子育て中はやることがたくさんあるので、ママ1人で抱え込まないことが重要です。
全部を1人でやろうと思わず、洗濯物も分担しましょう。洗濯物を回す、干す、取り込む、畳む、片付けるという、一連の作業を家族で分担できると気持ちもラクになります。ぜひ家族を巻き込み、週末などに家事会議を開いて、家事分担をしておきましょう。
家族全員が参加意識を持つことで、『靴下を脱いだら丸まったままにせず、しっかり伸ばしておく』『ポケットの中身を出しておく』などの、名もなき家事を減らすことができます。

また、洗濯物はなるべく畳まないで済むようにすることで時短になります。シワになりやすいものはハンガーにかけたままクローゼットにかけるだけにしておくと手間が省けます。
最近のピンチハンガーは引っ張るだけで洗濯物がすぐ外せるものもあるので、洗濯グッズも時短になるものを選択することもおすすめです。

家事分担ができず大変なときは抱え込まず、アウトソーシングも検討してみてください!
1人で頑張りすぎないで大丈夫です」(高橋ゆきさん)

(取材/文・橋本真理子)

関連記事: