観葉植物のお世話が続かない!楽しみながら習慣化するための3つの工夫とは?

おはようございます。

ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。

昨年の春、7歳の娘が「観葉植物を自分の部屋で育てたい」と言い出し、そのとき選んだ植物はなんとか今も育っています。

はじめて育てる観葉植物を選んだときの記事はこちら

>>>はじめて育てるならどんな植物がいい? 管理しやすい観葉植物の選び方5つのチェックポイント

観葉植物を育てるにあたり、娘に教えた日々のお世話は、葉の乾燥対策のために水をスプレーする“葉水”と“水やり”。最初は意気込んでどちらも進んでやっていましたが、だんだんとお世話をサボるように……。

せっかくお迎えした観葉植物のお世話を、楽しみながら習慣にしてもらいたい。そこで、お世話の環境や道具の配置などの面からやってみた工夫を、3つご紹介します。

■工夫① 子どもが使いやすい専用の道具を用意した

ふだんの水やりは、娘の部屋の近くの洗面台でやってもらっています。小さな鉢2つで必要な水の量も少ないので、当初は洗面台に置くコップで水やりをさせていました。

ところが、植物の水切れをわかっていても、水やりを面倒くさがる娘。話を聞いてみると、「コップで上から水をかけると、葉が邪魔でやりづらくて、時間がかかってイヤだ」とのこと。

そこで、「無印良品」の「ポリボトル・ノズル付」を用意しました。これなら葉が茂っていても、ノズルをさしこみ、ボトル本体を押すだけで、水量を調節しながら簡単に水やりできます。

葉水のスプレー容器も私と兼用のものを使っていましたが、娘専用のものを新たに購入。好きなシールをつけてもらい、植物を置く窓辺にポリボトルと一緒に置くことにしました。

■工夫➁ お世話のタイミングや場所に合わせ道具を置いた

娘専用の道具を揃え、一時的に気持ちが上がったようでしたが、まただんだんとお世話をサボるようになりました。葉水をしばらく忘れると、水切れにも気がつきにくく、水やりのタイミングも逃しがちに。

葉水をしやすいタイミングを相談したところ、学校に行く前、植物に「行ってきます」と思いながらするのが良いとのこと。そこで、ランドセル置き場の近くに、葉水用スプレー容器をかごに入れて吊り下げておくことにしました。

出かけにランドセルを取る際、スプレーが目に入り、たまに植物に声をかけつつ葉水をしていくようになったのです。水やり用のポリボトルも窓辺から洗面台に移動し、鉢だけを持っていけば、水やりがすぐにできるようにしました。

■工夫③ 仲間のお世話を見て思い出しやすいようにした

単身赴任中の夫が、1 人暮らしの部屋に初めて観葉植物を置き、育てるようになりました。テレビ電話の向こう側でたまたま葉水をしだした夫の姿を見て、娘が「私もやらなきゃ!」と観葉植物のお世話をしにいったことがあったのです。

そこで夫と相談し、毎朝つなぐテレビ電話の最中に、たまに葉水をしてもらうことに。同じように観葉植物をはじめて育てる仲間がお世話をしているのを見ることで、習慣化につながるようになりました。

植物の購入時より、どちらがより成長しているかを二人で競うときも出てきています。

いろいろと工夫をしても、やっぱりお世話をサボることはあります。でも娘が自ら進んでできたときには、なるべく褒めるようにしつつ、気長に見守るつもりです。

習慣化に関する記事はこちらにも:

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ライフオーガナイザー 山田由乃

ブログ: Kurashino-ne- 片づけ×植物ですっきり心地よい暮らし

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思考の整理からはじめるコンサルティング型片づけ収納のプロ「ライフオーガナイザー」を育成する日本ライフオーガナイザー協会の公式ウェブマガジン。片づけのプロが自宅で実践していることを中心に、時間を生みだす片づけ・収納のコツや、心地いい暮らしづくりのヒントをお届けしています。
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