ウェルビーイングって?“自分”を楽しむ「ウェルビーイングな暮らし」とは

一人一人のウェルビーイング向上が豊かな社会を創る

ウェルビーイングな人生を送るためには、「健康」「お金」「つながり」という3つの人生資産を自分なりに充実させていくことが重要です。

今、「ウェルビーイング」がとても注目を集めています。これまでは「社会が豊かになれば、人々の幸福度は向上する」と考えられてきました。しかし近年ではむしろ、私たち一人一人が暮らしの中に幸せを見つけて活力を上げることの方が優先度が高く、それが社会のエネルギーとなり、結果として豊かで持続性の高い社会を創り出すことが分かってきたのです。個人と社会の未来への飛躍を信じて、私たちは私たちの“幸せのデザイン”を日々考えていきましょう。

ウェルビーイングのための3つの人生資産

ウェルビーイングのための3つの人生資産「健康」「お金」「つながり」について紹介します。

健康

世界保健機関(WHO)は、健康を「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にもすべてが満たされた状態にあること」と定義しています。このことからも健康がウェルビーイングに直結することが分かります。たとえ障害や持病があっても、それらとうまく付き合いながら自分が「満たされている」と感じられるなら、「健康である」と言えます。

お金

人生100年時代において金銭的な備えは必要です。ただ、お金はためるだけでなく、稼ぎ方·使い方によっても幸せを感じることができます。例えば、働きがいのある仕事でお金を得る、学びやチ ャレンジにお金を使う、応援したい地域や企業に向けて消費や投資をするなど、お金を通じて「良いことをしている」「社会とつながっている」という満足感と幸福感を得ることができます。

つながり

家族や職場、友人、地域の人々と、多層的なつながりを持つことで、楽しさを共有できるだけでなく、サポートを得られるというリスクヘッジにもつながります。育児も介護も家族だけに頼れない時代、今まで以上に「助けてもらうスキル」が必要になります。人に助けを求めることはハードルが高いように感じますが、普段から人とのつながりを持つことで、自然とできるようになるでしょう。

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