前田愛「思わず怒鳴っちゃうことも…」梨園の子育ての難しさを語る

第453回 ママテナTVウォッチ&ガイド
六代目・中村勘九郎(36)の妻である女優の前田愛(33)が、発売中の『女性自身』に登場。2月2日(木)、東京・歌舞伎座『猿若祭二月大歌舞伎』で初舞台を踏んだ中村七緒八くん(5)、哲之くん(3)の子育てについて語った。

前田愛「思わず怒鳴っちゃうことも…」梨園の子育ての難しさを語る

前田は元祖チャイドル(子役のアイドル)として90年代に人気を博し、その後は演技派女優へと成長。’09年に勘九郎と結婚、’11年に長男・七緒八くんを、’13年に、次男・哲之くんを出産している。

同誌のインタビューで息子たちの初舞台となる『門出二人桃太郎』について聞かれた前田は、「子どもたちの稽古を見ていると、胃が痛くなりっぱなしです。お芝居がうまくできなかったりすると、私のほうが不安で。そしてそのあと込み上げてくるのは……怒り(笑)。『昨日はあんなに上手にできたのに、今日はどうしちゃったの!!』と思わず怒鳴っちゃうこともあります(笑)」とコメント。自身を“怖いママ”と分析し、母としての反省と不安をのぞかせた。

今回、父・勘九郎、叔父・中村七之助(33)の初舞台と同じ演目に挑戦することになった七緒八くんと哲之くん。前田は2人の男の子が生まれたときから「いつか息子たちが桃太郎を演じるときが来るかもしれない…」と心待ちにしていたそう。稽古に稽古を重ね、時に厳しく指導してきた勘九郎夫妻。その甲斐あって、初日は人間国宝・七代目・尾上菊五郎(74)が見守るなか、堂々たる桃太郎を演じることができた七緒八くんと哲之くん。公演を見終えた観客からも温かい声がたくさん寄せられ、評判は上々だった。

苦労が多いと揶揄される梨園の世界に嫁ぎ、母として妻として、立派に中村家を支えている前田。天国にいる父・勘三郎も孫たちの成長にきっと目を細めているに違いない。

(文/タカザワ紅緒)

本記事で使用している画像は以下ウェブサイトのスクリーンショットです 祝!中村屋ファミリー 独占密着!泣いて笑って稽古して…5歳 ... - フジテレビ
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