本日は、旬の春キャベツを使ってキッシュを作ってみることに。キッシュは、野菜やベーコン、チーズ、生クリームなどを加えた卵液をパイ生地やタルト生地に流し入れ、オーブンで焼く料理。おしゃれなカフェのランチメニューとして出てくるイメージです（わたしだけ？）。家庭で作るとなると手間がかかりそうなので、作ろうと思ったことはありませんが、春巻きの皮を使えばかなり簡単に作れるらしいです♪
【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は”弱火で軽く”パリッと食感を目指す
ホテルメトロポリタン秋田総料理長直伝の「春キャベツのキッシュ」
パイ生地やタルト生地の代わりに、春巻きの皮で作る「春キャベツのキッシュ」。これは、ABS秋田放送の情報番組『えび☆ステ』で、ホテルメトロポリタン秋田総料理長の岸紀雄さんが紹介していたレシピです。ホテルの総料理長のレシピなので、難しいのかなと思いきや、とっても簡単。春巻きの皮を敷いた器に春キャベツとベーコン入りの卵液を注ぎ入れて、オーブンで焼くだけなんですよ。
さっそく、作ってみましょう。
「春キャベツのキッシュ」の材料と作り方はこちら♪
【材料】4人分
春キャベツ（1cmの角切り）…200g
厚切りベーコン（5mmの角切り）…100g
ピザ用チーズ…130g
卵…2個
牛乳…120ml
春巻きの皮…1枚
オリーブオイル…30ml
塩…適量
こしょう…適量
今回は分量を半分にして作ります。また、オリーブオイルが苦手なのでサラダ油で代用します。
【作り方】
1.フライパンに分量の半分の油を引き、強火にかけてベーコンを炒めます。今回、強火NGのフッ素樹脂加工のフライパンを使うため、強めの中火にしました。
ベーコンがこんがり色づいてきたら中火にして、キャベツを入れて炒めます。
キャベツがしんなりしたら、塩とこしょうを加えます。軽く混ぜたら火を止め、粗熱を取ります。
2.ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、牛乳と混ぜます。
そこに、分量の半分のチーズ、粗熱を取った1を入れて混ぜます。
3.耐熱容器の内側に残りの油を塗り、春巻きの皮を敷きます。
容器からはみ出した春巻きの皮は焦げるので、キッチンばさみで切り落とします。
切り落とした春巻きの切れ端は、捨てずに器に入れて一緒に焼きましょう。
4.3に2の卵液を流し入れ、残りのチーズをのせます。卵液が余ったので、器をもうひとつ使って、2個作ることに。それにより春巻きの皮（分量外）も1枚追加しました。
チーズを多めにのせると焼き上がりがきれいになるそうなので、たっぷりのせることに。
5.160℃に予熱したオーブンで30分ほど焼いたら、出来上がり。
調理時間は40分。このうち30分はオーブンで焼く時間なので、10分あれば準備出来ます。とっても簡単♪
春キャベツの甘み＆チーズとベーコンのコクで絶品！
焼き上がったキッシュを器から取り出してみようと試みましたが…。
春巻きから漏れ出た生地が容器にくっついて、うまく取れなかったので、このまま食べることにします（笑）。春巻きの皮を2枚くらい重ねれば、取り出せるかも。今度やってみようと思います。
さて、容器から取り出そうと悪戦苦闘している間に、出来たてのチーズのおいしそうな感じはなくなりました（笑）。こんなことなら出来たてを食べればよかった…残念。
では、いただきます！
さすが、ホテルの総料理長直伝のレシピ！塩とこしょうで味付けしただけですが、春キャベツの甘み、チーズの塩味とコク、牛乳と卵のまろやかさ、さらにベーコンの塩味とコクのバランスが最高。味の物足りなさを微塵も感じさせない、完璧な仕上がりです。
ただ、一般的なキッシュと比べ、具がたっぷりで卵液の割合が少なめのような気も。総料理長は1つの器で作っていましたが、今回、2つの器に分けたことも多少影響しているのかもしれませんね。でも、問題なくおいしいです。
このレシピのポイントは”春巻きの皮”ですが、その存在感はほぼゼロ（笑）。食べていて春巻きの皮の存在はまったく感じません。パイ生地やタルト生地に比べ、カロリーは少なそうなので、ヘルシーといえばヘルシー。パイ生地やタルト生地のキッシュがお好きな方には、少々物足りないかもしれないけれど。
個人的には、この春巻きVer.はけっこう気に入りました。パイ生地のサクサク＆パリパリ感は魅力的ですが、春キャベツ、チーズ、ベーコン入りの卵液に十分コクがあるので、パイ生地のバター感やコクはなくても全然OK。春巻きの皮のほうが、クドくなりすぎず、素直に春キャベツのおいしさを堪能出来るかなと思います。
ABS秋田放送の『えび☆ステ』で紹介していた「春キャベツのキッシュ」は、春キャベツの甘みとチーズやベーコンのコクがバランスよく調和した、とってもおいしいキッシュでした。春巻きの皮を使うことで、軽い仕上がりになります。作ってみてはいかがでしょう。
配信： あたらしい日日
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