成長発達のためにできればしてほしいこと
寝床の環境に加え、生活リズムを整えることも大事な要素です。日本は添い寝の家庭が多く(それ自体が悪いことではないのですが)、親が一緒に寝ないと子どもが寝られない=親がすべての用事を片付けてからでないと寝られない…となって、遅寝遅起きになる傾向があります。
人間の身体は本来、太陽のリズムと一緒に動くようにできているため、夜遅くまで起きていたり朝遅くまで眠っていたりすると、そのバランスが崩れ、本来持っている成長発達する力や脳のパフォーマンスを最大限発揮できなくなってしまう可能性がでてきます。できるだけ6〜7時台に起床し、夜は20時台くらいまでに寝られると良いでしょう。
ネントレをオススメしたいのはこんな状況
添い乳や抱っこをしないと寝てくれないという寝かしつけのクセに悩まされている場合、ネントレが効果を発揮する可能性があります。ただし、あくまでも悩んでいる・困っているということが前提です。困りもしていないのに、「ネントレしなきゃいけないのでは!? 」と焦る必要はありません。
もしクセによる夜泣きやねんねトラブルにホトホト手を焼いている…ということであれば、ぜひネントレをして上手に寝る力を身につけて、その悩みを解消することをオススメします。
他の人と比べて焦らず、自分のペースで必要なものを取り入れて、楽しく育児していってくださいね!
<ライター/ねんねママ>
乳幼児睡眠コンサルタント(CISA/米国IPHI資格)。個別コンサルテーションやねんね講座の他、運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行っている。日本初の乳幼児睡眠を専門に学べるYouTube「寝かしつけ専門学校 ねんねママちゃんねる」を立ち上げ、運営。その他にもInstagramやVoicyなどのSNSでも寝かしつけに悩む親向けの情報を発信中
Twitter:http://www.twitter.com/nenne_mama
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配信: ぎゅってWeb
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