海外では当たり前?【子どもの歯並び矯正】日本でも半数以上の親が実感している「子どもの矯正治療」広まりの実態

海外では当たり前?【子どもの歯並び矯正】日本でも半数以上の親が実感している「子どもの矯正治療」広まりの実態

千葉市のインビザライン対応クリニックの「医療法人社団康樹会 海岸歯科室」は、小学生以下の子どもを持つ親を対象に「子どもの歯並び」に関する調査を実施しました。

子どもの「矯正治療(歯並びの矯正)」の実態は?

欧米をはじめ、海外では子どものうちに「矯正治療(歯並びの矯正)」を受けさせる親が多いといいます。

また、一部の国や地域では「子どもに矯正を受けさせていないような家庭は裕福ではない」という風潮もあるようです。日本でも一般的には矯正治療というと「子どもが受ける歯科治療」というイメージが強いのではないでしょうか。

矯正治療そのものも昔と比べると質の良い方法が確立されていることもあり、症例は海外に近づきつつあるのかもしれません。

そこで行われた今回の調査、実際はどのような状況なのでしょうか。

半数以上の親が「日本でも矯正治療が広まっている」ことを感じている

はじめに、「海外では、子どもに矯正治療を受けさせる家庭が多いことをご存じですか?」と質問したところ、「そうだと聞いたことがある(43.3%)」「知らなかったし、聞いたこともない(42.8%)」「実情まで良く知っている(13.9%)」という回答結果になりました。

約4割が、「海外では子どもに矯正治療を受けさせる家庭が多い」ことを把握していることが判明しました。

「日本では以前と比べて、子どもの矯正治療は広まってきていると感じますか?」と質問したところ、「ある程度は広まりを感じる(57.3%)」「以前とあまり変わらないと思う(15.5%)」「わからない(14.0%)」「急激な広まりを感じる(12.1%)」「鈍化してきていると思う(1.1%)」と続きました。

半数以上が「日本でも子どもの矯正治療が広まっている」ことを感じているようです。これを読んでいる皆さんも、日常の中で矯正治療中の子どもを見かけることが増えたのではないでしょうか。

次に、「ご自身は、どのようなときにお子さんを歯医者さんへ連れていくことが多いですか?」と聞いたところ、「虫歯がなくても虫歯にならないように、または虫歯がないか定期健診を受けさせたとき(予防歯科や矯正歯科)(54.6%)」が最も多いという回答結果になりました。

半数以上が子どもに定期健診を受けさせているようです。予防歯科を意識している人は多いことがうかがえます。

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