疲れ目は放置しないで!VDT症候群とは?
パソコンやスマホで作業しているときは目への負担が増えるだけでなく、気づかないうちに、まばたきをする回数が少なくなり目の乾燥も進みやすいそう。これらの現象は、疲れ目の引き金となるとされており、目を酷使する現代人にとっては避けがたい悩みのひとつと言えるのかもしれません。
また、目を酷使し続けたまま何も対策をしないでいると、目の不快な症状だけでなく、肩や首のこり、頭痛、吐き気、イライラなどが増すVDT症候群(Visual Display Terminal)を引き起こす可能性があると指摘されています。
「目の疲れくらい寝れば治る」「いつものことだから」と甘く見ないで、目の疲れをためすぎない日々のケアが大切になるようです。
疲れ目を緩和する上手な対策<目薬のさし方・目のツボ>
疲れ目を癒す方法としておすすめの対策を3つご紹介します。
【 目薬をさす 】
・目薬は1回1つの目×左右、1-2滴さす。
・目を静かに閉じて、目頭のあたりを優しくおさえて、目薬が目に行き渡るように1分~数分そのまま待つ。
・清潔なティッシュなどで、こすらないように軽く押さえて完了。
目薬の後、目をぱちぱちしたり、すぐに起きあがったりすると、目薬の効果が薄れてしまうそうなので、要注意です。長期的に使用する場合は防腐剤が入っていないものの方がおすすめでしょう。
【 ホットタオルで目を温める 】
・水で濡らしたタオルを軽く絞り、電子レンジで温める。
※ 温まり方はレンジによって異なるので、500Wで30秒ほど温めてから1分前後を目安に調整すると良いでしょう。
・やけどに注意しながら、タオルを軽くパタパタして適温になったら、目の上全体にのせて温める。
目の周り全体の血行などの循環が良くなり、目の乾燥を防ぐことにも役立つそうです。
【 目のツボを押す 】
目の周り全体には目に関するツボがあるとされています。
・目の上の骨(眉毛の下のあたり)を目に沿って気持ちいい程度に押してあげます。
・目頭、目の終わりの部分を優しく押してあげます。
・首のうしろ、うなじのあたりにも、気持ちいいところがあるので、自分でゆっくりマッサージしてみましょう。
また、足の裏の指には目に関するツボを筆頭に、首から上の頭、鼻などに関するツボが集中しているといわれています。足の指に手の指を交互に入れて、足指を広げたり、足首を大きく回したりするのもリフレッシュにつながるので、あわせて試してみてくださいね。