来年30になる息子は未だに年収が「250万」だそうです。流石に転職をすすめた方がよいでしょうか…。

年収以外にも目を向けてみよう

自分の子どもの収入を心配する気持ちは分かりますが、転職は最終的に本人次第といえます。年収が低くても仕事にやりがいを感じていたり職場環境に満足していたりする場合は、無理に転職する必要はないでしょう。転職の意思がある場合は、現職で実績を積み上げてからでも遅くはありません。

 

周囲や平均と過剰に比較するのではなく仕事や職場と多角的に向き合い、子ども自身に合っているかどうかで最終的に判断する必要があります。

 

転職するかどうかは本人の気持ち次第

30歳直前の男性で年収250万円は、平均と比べると低い可能性があります。しかし、宿泊業や飲食業に従事している場合は、そこまで極端に低いともいえないでしょう。親としては転職をすすめたくなる気持ちも分かりますが、転職で必ずしも収入が上がるとは限りません。

 

また、本人が収入よりもやりがいや職場環境などを重視している可能性もあります。結局は本人の気持ち次第のため、無理に転職をすすめるのは避けた方がよいでしょう。

 

出典

国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-

厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

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