
外から帰ってきた時は玄関で花粉を払おう
家に帰ってきて、まずすることは、玄関で衣類の花粉を落とすこと。そのまま家に入ってしまうと、衣類に付いた花粉が室内にも入り込んで、家に居ながら花粉に苦しめられることに…。
コートや服の裾、カバン、マフラー、髪など、手でしっかり払い、その後すぐに手を洗うといいそうです。
室内にも花粉は入り込む…掃除の仕方は?
前述のように対策をしたとしても、100%防げるわけではなく、どうしても室内に花粉が入ってしまう場合があり、人が動くたびに花粉は空気中に舞い上がってしまいます。なので、掃除するタイミングとしては、室内に舞っている花粉が床に落ちてきた時。およそですが、人の動きがなくなってから1時間が目安だそう。
早速掃除機でお掃除! …といきたいところですが、まずは、花粉の侵入しやすい玄関や窓ぎわなどの拭き掃除をするといいそう。その後に丁寧に掃除機をかけましょう。
また、掃除機で取りきれなかった花粉には、空気清浄機が有効。花粉症で悩んでいる人にはオススメです。
床の素材で掃除機のかけ方が異なる?
床がフローリングの場合は、掃除機をかけると、掃除機の出す空気の流れによって、花粉が舞い上がってしまうのだとか。掃除機をかける前に、雑巾や清掃用ワイパーで花粉を拭き取りましょう。掃除機をかける際は、フローリングの溝を念入りに。
畳の場合は、畳に花粉が絡まり、意外と花粉がたまっているのだとか。畳の目に沿い、ゆっくりと掃除機のヘッドを引きながら、入念に掃除機をかけると◎。
布製のソファやカーペットの場合は、繊維に花粉が絡まりなかなか取りづらいそう。しっかりと掃除機のヘッドをつけて、念入りに掃除機をかけることを心がけましょう。
暖かくなるのは待ち遠しい。けれど同時に花粉の苦しみからも逃れることができない…。せめて、家のなかだけは花粉が舞っていない状態にしておきたいもの。少し手間ではありますが、上述の花粉の除去方法を実践して、アレルギーの起こらない、快適な室内を保ってくつろげる空間にできるといいですね。
(文・山本健太郎/考務店)
衣類に付着した花粉を家の中に「持ち込まない」ポイント | Lidea(リディア)
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