VR体験や注ぎたてのプレモル試飲も!リニューアルした「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野」工場ツアーをリポート

VR体験や注ぎたてのプレモル試飲も!リニューアルした「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野」工場ツアーをリポート

“プレモル”の愛称で知られる「ザ・プレミアム・モルツ」がつくられている「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野」がリニューアル。VR技術を用いて非公開エリアに潜入できたり、見学後にはオリジナル神泡アートのビールがいただけたり。2024年4月10日(水)にパワーアップして再開したばかりの工場見学ツアーを編集部が取材してきました。

テレビCMなどでも目にする機会が多い「ザ・プレミアム・モルツ」や、さわやかな味わいが人気の「ザ・プレミアム・モルツ〈ジャパニーズエール〉香るエール」といったプレモルシリーズを生み出しているビール工場が、実は東京にもあることをみなさんはご存じでしょうか。

ビールの90%は水。サントリーではその水にこだわり、良質な天然水が育まれる全国4か所でビールづくりをしています。1963年に開設し、60周年を迎えパワーアップしたという「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野」(府中市)に伺いました。

サントリー 〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野

TEL.042-360-9591
住所/東京都府中市矢崎町3-1
アクセス/新宿駅より京王線特急で分倍河原駅まで26分、分倍河原駅より無料シャトルバスで約10分。または府中本町駅より徒歩15分

■「ザ・プレミアム・モルツ」おいしさ発見ツアー
所要時間/90分
参加費/1000円
※20歳未満の方は無料
※事前WEB予約制。先着順、満席になり次第、受付終了

工場見学リニューアルのポイントは「つくり手の思い」

工場見学のスタートは、情熱をもって味を追求し続けるつくり手たちの思いと工場の歴史を知ることができるムービーから。サントリーがビールにかける情熱や、キーとなった格言など、どんな思いで味づくりに向き合っているかを知り、この後の見学へのワクワクが膨らみます。

ここからはグループに分かれ、それぞれのガイドに導かれてコースを進みます。気になることを移動しながら気軽に質問できる距離感の近さも魅力です。

続いては、ビールが生まれるまでの工程を、天然水が育まれるところから追っていきます。森の地層によって濾過された天然水を使用している“プレモル”の素材を、ひとつずつガイドしてもらいながら進みます。

途中、素材のひとつであるダイヤモンド麦芽の試食や、苦味が穏やかで華やかな香りが特徴のアロマホップの香りを嗅いだりと、五感を使って楽しめる工夫が凝らされていました。

近未来的な大きなタンクがずらり!ビールの仕込を見学

いよいよ次はビールをつくっていく仕込の工程。窓の外に青空が広がるガラス張りの空間に大きな釜が並ぶ光景は圧巻。近未来的な巨大タンクの中で、麦芽本来のうまみと深いコクを引き出すために麦汁が煮出されていく様子を、実際にのぞき込んで見学ができます。

今まさに加熱され、ビールがつくられているフロアは室温も高く、独特の香りが漂います。タンクの中は撮影禁止なので、工場見学ならではのお楽しみ。

プレモルの肝はホップの香り! 存分に引き立たせるため、欧州産アロマホップを100%使用し、2回に分けて加える独自の「アロマリッチホッピング製法」を採用するプレモルのおいしさの秘訣を目の当たりにして、ビールを飲みたい気持ちがさらに膨らみます。華やかな香りと良質な苦みを実現するためのプレモルの工夫を体感できました。

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