赤ちゃんは生まれてすぐから「食べる」準備を始めている! 一生に関わる食事の土台を作るのが離乳食【医師監修】

赤ちゃんは生まれてすぐから「食べる」準備を始めている! 一生に関わる食事の土台を作るのが離乳食【医師監修】

生まれてしばらくはおっぱい・ミルクだけでスクスク育っていく赤ちゃんですが、いずれ「食べる」ように。どのように準備を始めるのでしょうか? 今回は赤ちゃんの離乳食と「食べる」に関する発達について、小児科専門医の工藤紀子先生にお話を聞きました。

5〜6カ⽉になると、おっぱい・ミルクだけではエネルギー・栄養不足になることも

離乳食の開始時期は5〜6カ月ごろです。このころの赤ちゃんは、動きが活発になって、必要なエネルギー量が増えます。また、鉄などおなかの中でママからもらった特定の栄養素を使い切ってしまうのもこの時期。こうして母乳やミルクだけで十分なエネルギー量や栄養を補うのが難しくなるので、離乳食を始めます。

⾷べることは⼀⽣に関わる⼤事な⽣活習慣。⼟台を作るのが離乳⾷

「食べる」とは、一生に関わることです。赤ちゃんが正しい食習慣を身につけると生活リズムも整いやすくなります。そのためにも適切な時期に離乳食を始め、食の土台作りを進めるのが大切。また、離乳食の機会はママ・パパにとっても調理時の衛生管理について知るいい機会に。正しく実践し、赤ちゃんに安全な食べ物を提供しましょう。

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