春になると嫌なアイツ…… 車につく「花粉・黄砂」の汚れを撃退!正しい洗車方法とは?

やっちゃダメ!洗車の際のNG行為

花粉や黄砂を落とす際にやってはいけないことを紹介します。

誤った方法で洗車すると、大切な車を傷付ける可能性があります。

そのまま洗車機で洗う

ガソリンスタンドに設置されている洗車機は、手軽に洗車できるとあって便利ですが、花粉や黄砂が付いている状態でいきなり洗ってしまうのはNGです。

洗車機はブラシや水圧が強すぎるので、花粉や黄砂が付いたまま利用すると車を傷付けてしまう可能性があります。

最近はムートン素材のスポンジを採用した洗車機もありますが、それでも摩擦によって傷が付く場合があるため注意が必要です。

タオルや布で拭き取る

表面に付いた花粉や黄砂を落とそうとする時、まず考えるのは「拭き取り」ではないでしょうか。

しかしこれもNGです。

タオルで車の表面を拭くと、付着している花粉や黄砂を車に擦り付けることになり、塗装に細かいスクラッチ傷が付きます。

いきなりコーティング剤を使う

コーティング剤は、車を汚れや傷から守るために役立つアイテムです。

しかし花粉や黄砂が付いている状態でコーティング剤を塗ってはいけません。

タオルで拭くのと同様、車に花粉や黄砂を擦り付けてしまいます。

風が強い日に洗車する

風が強い日は花粉や黄砂の飛散が多く、洗車している最中から車が汚れてしまいます。

それだけではなく、拭き上げの時に新しく付着した花粉や黄砂によって車を傷付けてしまう場合もあるでしょう。

正しい洗車方法

花粉や黄砂をきれいに落とすには、以下のような正しい手順で洗車することが大切です。

花粉や黄砂を水で洗い流す
シャンプーできれいにする
拭き上げる
コーティングする

それでは詳しく見ていきましょう。

①水洗いで花粉や黄砂を流す

まずは表面に付いた花粉や黄砂を水で洗い流すことが一番大切です。

傷を付けずに花粉や黄砂を落とせます。

水圧が高い方が落としやすいため、高圧洗浄機があると理想的。

コイン洗車場には、「5分◯円」などと、分単位で手軽に高圧洗浄機を使えるところもあるようです。

もし高圧洗浄機がない・使えない場合は、家にあるホースのノズルをジェットタイプに変えるなどして水圧を調整するのがおすすめです。

水圧を強めにして水洗いすれば、車の表面にへばり付いた頑固な花粉や黄砂の汚れを洗い流せます。

なお、お湯であればより高い効果が期待できます。

特に花粉に含まれるペクチンは、60〜70℃で分解されると言われているためです。

とはいえ高温のお湯で洗うと車のゴム部分が傷んでしまうので、45℃くらいのお湯を使うようにしましょう。

洗車場によっては『温水』と書かれた高圧洗浄機が用意されていることもありますよ。

②シャンプーで本体を洗う

水で汚れを洗い流したら、シャンプーを使って本体を洗いましょう。

水洗いした後はスポンジだけで擦ればOK!

と思う人もいるかもしれません。

しかし、水洗いで落とし切れなかった花粉や黄砂が車体に残っている場合、スポンジだけで擦ると傷付けてしまいます。

なるべく摩擦を減らすために、シャンプーを泡立ててやわらかめのスポンジで優しく擦るのがポイントです。

おすすめのシャンプーは洗浄効果が高いとされている弱酸性のものです。

ただしきれいにシャンプーを洗い流さないと、酸によって車が焼けてしまう場合があります。

弱酸性の場合はすぐに焼けることはないといえども、注意が必要です。

もしボディの焼けが心配であれば、中性洗剤を使って洗ってください。

③水分を拭き上げる

シャンプーで洗って水で流した後は、車に付いた水分をしっかりと拭き上げましょう。

水ですすいだ後、「そのまま車を走らせて日光や風で乾かそう!」とする人もいるかもしれません。

しかし水滴が付いたままの状態だと、水垢が残ったりシミを作ったりしてしまう可能性があるため、避けた方が無難です。

拭き上げは、車に負担がかからないようマイクロファイバークロスを使って丁寧におこないます。

特に以下の場所は拭き残してしまいがちなので注意してください。

ドアノブ
ドアステップ
ボンネット・ドア・トランクの縁
ミラーの周り

④車体にコーティングをする

仕上げに車にコーティングをすれば、花粉や黄砂などの汚れから車を守れます。

それだけではなく、汚れが付着したとしても落としやすくなるでしょう。

市販のコーティング剤には、スプレータイプのように手軽に使えるものもあります。

まとめ

愛車が花粉や黄砂で汚れてしまうと気分も落ちてしまいますよね。
洗車は手間と時間がかかるため、なかなか取りかかりにくいですが、汚れを放置しておくと車のダメージにつながります。

花粉・黄砂の飛散時期は、車の駐車状態に合わせて定期的に洗車するのがおすすめです。
間違った方法では車を傷付けてしまいかねません。
本記事で紹介した手順・方法で洗車し、車をピカピカにしましょう。

文/aeca

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