41歳、4人の子の母であり、祖母でもあるモデルのMALIA.。お嫁さんからのまさかのリクエストにとった行動が話題に

41歳、4人の子の母であり、祖母でもあるモデルのMALIA.。お嫁さんからのまさかのリクエストにとった行動が話題に

4人の子どものママでありながら、モデルや実業家とパワフルな活躍をしているMALIA.さん。実は2023年の12月、プロサッカー選手の長男、海鈴さん((かいり)/レノファ山口FC)に子どもが誕生しました。40歳のときに‟おばあちゃま”になったMALIA.さんですが、お嫁さんからあるリクエストをもらって胸のドキドキが止まらなかったといいます。いったいどんなリクエストをもらったのでしょうか。

お嫁さんにも育ててもらった「育児育自論」

――現在はドバイに生活の拠点を置いているそうですが、昨年の12月にはお孫さんが誕生したと聞きました。

MALIA.さん(以下敬称略) 出産予定日が、子どもたちの冬休みと重なっていたので帰国することができました。初孫の誕生にワクワクしながらの日本への帰国後、すぐに長男夫婦のところに駆けつけました。するとお嫁ちゃんが私に「ママさえよければ出産に立ち会って欲しい」と言ったんです。
言われた瞬間はとにかくびっくり。そんなことを言ってもらえるなんて思ってもいなかったので本当に驚きました。もちろんうれしいという気持ちが占めてはいました。でも、実のお母さんを差し置いて私が立ち会いをしていいものか戸惑ってしまい、その日は答えることができませんでした。

――すぐに答えを出すわけではなく、いったん持ち帰って考えたのですね。

MALIA. もし長女のありあが出産するとき、私ではなく夫のお母さんに立ち会いを頼んだらそのとき私はどう思うだろうかというようなことを考えました。考えれば考えるほど胸がドキドキしましたが、「寂しい」とか「悲しい」という感情はありませんでした。そこでお嫁ちゃんからもらったすてきなリクエストを引き受けることにしました。この予想外のリクエストのことは、ありあとも話しました。

――ありあさんにはどのように、どんな話しをしましたか?

MALIA.  ありあには「ママね、お嫁ちゃんにすてきなリクエストをもらったんだ」と、そのときに感じたとまどいやうれしさなどを正直に伝え、ありあの考えも聞きました。そして、「義理のお母さんに立ち会ってほしいと思えるような関係ってすてきなことだよね」、「将来、ありあも夫さんのお母さんに立ち会ってもらいたいと思ったらリクエストしていいんだよ」などの話をしました。
お嫁ちゃんからの思わぬリクエストによって感謝の気持ちで満たされ、多くの気づきを得ることができました。育児は4人の子どもが成長したら終わりというわけではなく、お嫁ちゃんや孫からも学ぶことができるんだと感じて、とてもあたたかい気持ちになりました。

出産後もお嫁さんの手を握り続けた

――出産には無事に立ち会うことはできたのでしょうか?

MALIA. コロナ禍が落ち着いたため、病院の立ち会い制限も解けていたので「破水した」という連絡をもらってからちょうど帰国していた二男と一緒に病院に走りました。そして無事に長男とともにお孫ちゃんの誕生に立ち会うことができました。

――誕生した瞬間はどんなことを思いましたか?

MALIA. 実はお嫁ちゃんは出産までいろいろとトラブルが続いていたんです。安静にしなくてはならなかったり、少し入院を経験したりと・・・。だから心配をしていた面もあったのですが、自然分娩で安産だったのでほっとしました。
赤ちゃんが誕生した瞬間はその場にいたみんな、赤ちゃんをひと目見たくてわーっと赤ちゃんのところに行ってしまうんですよね。それもすてきなことだけれど私はお嫁ちゃんのそばにいてあげたくて、彼女のお産後の処置が終るまでずっと手を握っていました。

――お嫁さんを1人にさせないMALIA.さんの心づかい気づかいがすてきです。

MALIA. 私も妊婦を4回経験しているからわかるんです。まわりの人が赤ちゃん誕生後は、ひと目見たいと思うことは当然のこと。でも出産は赤ちゃんが出てきたら終わりではありません。そのあとは胎盤が出てきたり、傷があれば処置をしたりママのケアは続きます。だからお嫁ちゃんを1人にしたくなくて私だけずっとお嫁ちゃんのそばにいて手を握っていました。すべてが終わってから「ママがそばにいてくれたから安心できた」と言ってもらえたときは、本当にうれしかったです。

――あらためてお孫さんを抱っこして、どんなことを感じましたか?

MALIA. 誕生直後はいろんな人に「どんな気持ちですか?」と聞かれました。でもお孫ちゃんはまだ生まれたばかりで今はずっと寝ています。もちろんいとおしい存在ですが、これからかな。笑ったり、歩いたり、成長していく過程を想像すると楽しみですね。私もゆっくりおばあちゃまになっていきたいと思います。

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