【油揚げでフレンチつまみ】卵と一緒に焼くだけ♪「お揚げさんガレット風」が鰹節×醤油味で実は和風な話

【油揚げでフレンチつまみ】卵と一緒に焼くだけ♪「お揚げさんガレット風」が鰹節×醤油味で実は和風な話

管理栄養士のともゆみです。油揚げってどんな使い方をしていますか?わが家ではみそ汁や煮浸しに入れたりと、ほとんどが和風の料理にしか登場しません。と・こ・ろ・が!NHK Eテレの『まる得マガジン』では、フランス料理のそば粉で作ったクレープ「ガレット」に見立てた料理を紹介していました。油揚げを焼くことで、大豆の風味や香ばしさが出て、サクッと仕上がるそう。これは面白い!さっそく新しい油揚げ料理に挑戦です。

ほぼキャベツ!詰めて焼くだけ「油揚げの春キャベチー焼き」に挑戦♪ずっしり重量感で旨味と甘い満載♡

NHK Eテレ『まる得マガジン』では、油揚げを愛してやまないという京都生まれの料理研究家・ソムリエの小平泰子さんが、生まれ育った京都の食の知恵を取り入れて、油揚げを使ったさまざまな料理や活用法を8回にわたって紹介していました。題して「京都人直伝 お揚げさんの底力!」(油揚げのことを京都では、親しみを込めて「お揚げさん」と呼ぶそうです)。
その中で今日は気になった「お揚げさんのガレット風」を作ります。


「お揚げさんのガレット風」の材料と作り方

【材料】
油揚げ…1/2枚(10g)
卵…2個
オリーブオイル…少々
かつお節…少々
しょうゆ…少々

※油揚げは、長さ縦6.5cm×横14cmの大きさのものを1/2枚(10g)使用しました。

【作り方】
1.油揚げは端を切って開き2枚にします。

2.フライパンにオリーブオイルを引き、油揚げの外側の面を下にして並べます。油揚げの上にそれぞれ割った卵をそっとのせます。油揚げが卵の水分を吸い取るので卵が流れ出ないそうで、ちゃんと黄身が真ん中に落ち着きました。

3.フタをして弱火にします。卵が好みの固さになり、油揚げがこんがりと焼けるまで約5分焼きます。

4.器に盛り、しょうゆ、かつお節をかけて完成です。弱火で5分加熱して半熟より少し柔らかいくらいの固さになりました。

サクサク油揚げ&とろりん半熟卵のコラボがよき♡

半熟加減が絶妙で、黄身がとろんとおいしいです。まろやかで濃厚な黄身がさっくりと焼けた油揚げに絡みます。しょうゆとかつお節がかかっているので、和食の感じが強く出ていて、朝ご飯に出てきたらうれしいですね。

もう1品、自己流でアレンジしてみました。
上にかけるものをしょうゆとかつお節ではなく、マヨネーズと乾燥パセリ適量(分量外)に変えてみました。

あぁ、これはこれでいいですね。一気にこってり感が増して、若者が好きな感じの味です。油揚げとマヨネーズの相性も悪くないです。こちらは洋風になりましたね。

油揚げの成分

油揚げは、薄く切った豆腐を揚げたもの。豆腐はというと、大豆から作られています。ですので、油揚げは大豆の栄養素を含んでいます。大豆は良質なたんぱく質が豊富に含まれています。ビタミン、ミネラルも豊富ですが、他にも、不飽和脂肪酸のリノール酸やイソフラボン、サポニン、レシチンなどの機能性成分を含みます。イソフラボンは更年期障害の予防や緩和、骨粗しょう症の予防に、サポニンは抗酸化作用、レシチンやリノール酸はコレステロール値を低下させる働きが期待できます。


サクッとした油揚げと目玉焼きがおいしい「ガレット風」、簡単に作れるし朝食にぴったりです。かけるものは好みに応じて、しょうゆにしたりマヨネーズにしてみたり、色々試してみるのも楽しいですよね。ぜひ作ってみてくださいね。

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社

関連記事:

配信元

あたらしい日日
あたらしい日日
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。