日本出版販売およびひらくは、中日ビル内に「文喫 栄」を4月23日(火)にオープンした。
同店のコンセプト開発および業態プランニング、空間デザイン、メニュー開発、オペレーション研修などは、スマイルズが担当している。
名古屋の喫茶文化を反映した「文喫 栄」
スマイルズがプロデュースしてきた、本と出会うための本屋「文喫」。六本木、福岡天神に続く3店舗目となる「文喫 栄」では、名古屋に根付く喫茶文化に思いを巡らせ、“本屋と大喫茶ホール”をテーマに掲げている。
入場料のない本屋エリアでは、ブックディレクターが日々仕入れる新たな本に出会えるほか、雑貨の販売、好奇心を刺激する企画展などが行われる。
152席を擁する「大喫茶ホール」エリアは有料となっており、入場料を支払うことで豊富なフリードリンクやこだわりの喫茶を楽しみながら、店内の本をすべて手にとって読むことができる。
訪れる時間や目的によって、本屋、カフェ、自分だけの書斎、仕事場としても利用できる。
同店は、本や本がある空間が生活の一部となるよう、毎日通いたくなる店を目指しているという。
喫茶メニューにも名古屋の食文化をプラス
「喫茶セントラルサニー」では、文喫オリジナルの喫茶メニューを用意。スタンダードな喫茶店の味に、独自の解釈を加えたメニューを展開している。
赤味噌ソースを添えたカレー、ナポリタンは特製のホワイトソースをかけて焦げ目をつけた白ナポリタン、食パンではなくクロワッサンを用いた新食感のサンドイッチ、フレンチトーストにあんことバターを添えた少し洋風のあんバターサンドなど、名古屋独自の食文化を織り込んだこだわりのひと手間をプラス。懐かしくも新しい、ここでしか味わえないラインアップだ。
さらに、名古屋ならではのサービスとして、早朝にはモーニングの提供も。出勤前の腹ごしらえや午後のおやつタイムなど、さまざまなシーンにあわせて食事が楽しめる。
配信: STRAIGHT PRESS