【福岡県八女市】「ほたると石橋の館」が「ダニエルイノウエミュージアム」としてリニューアルオープン

福岡県八女市にある「ほたると石橋の館」は、改修工事を終え「ダニエルイノウエミュージアム」としてリニューアルオープンした。

VR体験コーナーや貸しスタジオを備える

同館は、八女市上陽町にルーツを持つアメリカ合衆国元上院議員の故ダニエル・建・イノウエさん(以下、ダニエルさん)の功績を紹介する展示室を中心とした、八女市上陽地区の観光交流拠点施設だ。

同施設では、ダニエルさんや地域を紹介するVR体験コーナー「プロジェクションVRシアター(無料)」を備えている。

3面スクリーンで流れる映像は、まるでその場にいるかのような没入感を味わえる。

「ダニエル・K・イノウエ 常設展示室(無料)」は、ダニエルさんのことを多くの人に知ってもらうことを目的とし、各機関の協力を得て常設にて資料を展示している。

また、2階には、壁一面の大型ミラーやプロジェクター、スクリーン、スピーカー等が備わっている貸しスタジオを備えている。

スタジオの広さは83㎡となっており、広々とした空間でレッスンができるほか、会議室としての利用も可能。また、スタジオに併設する形で楽屋2部屋を備えている。貸しスタジオの利用料金は1時間1,400円~だ。

“八女らしさ”を味わえるカフェ

さらに同施設は、地域の食を提供するカフェやショップなども備えている。

「カフェマハロ」では、地域食材とハワイアンフードを融合したメニューを提供。

八女市上陽町で飼育された「八女ふくふく豚」のハンバーグを使用したロコモコは、五穀米や地元味噌でアレンジしたオリジナルデミグラスソース、新鮮野菜など、“八女らしさ”を前面に打ち出したメニューだ。

また、八女市黒木町で飼育された「博多和牛」を使用した「ダニエルバーガー」など、イートインでもテイクアウトでも楽しめる商品構成となっているのが嬉しい。

喫茶では、レモンや蜂蜜を使用したクラフトレモネード、八女抹茶やブルーベリーなどが入ったシェイクを提供している。

ショップ「オハナマート」では、八女上陽茶を中心に、米、梅干し、干し椎茸などの地域特産品などを販売している。

また、同施設オリジナルの「ダニエルイノウエクラフトビール」や、

カフェでも提供する「ハワイアントマト&ココナッツカレー」などのレトルト商品を販売している。

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