発想がスゴイ…じゃがいもをマルっと包む「ロールキャベツ」作ってみた!お肉は別で煮込むの!?【農家直伝】

発想がスゴイ…じゃがいもをマルっと包む「ロールキャベツ」作ってみた!お肉は別で煮込むの!?【農家直伝】

味が染みた柔らかいキャベツを楽しめる「ロールキャベツ」は、冬が終わっても食べたい鉄板レシピですね。でも、ひき肉や刻んだ玉ねぎ、にんじんなどを具にするのは飽きてきたな…と思っていたら、埼玉県の農家に変わったレシピを教わりました。なんと肉だねの代わりに、じゃがいもをひとつ丸ごとゴロンと包むんですって。しかも、お肉は別にして煮込むとか。えええ、そんなのあり⁉それはロールキャベツなの?とビックリですが、お味を確かめるべくチャレンジしたいと思います♪

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牛肉とのコンビが最強♡「ポテトのロールキャベツ」

材料(4人分)
キャベツの葉(大)…8枚
じゃがいも(小)…8個
牛こま切れ肉…200g
トマトの水煮缶…1缶
お湯…100ml
ブイヨン(固形)…2個
砂糖…小さじ1
塩・こしょう…各少々

※牛こま切れ肉は、バラ切り落としを使用しました。
※キャベツは、サボイキャベツという品種と普通のものを両方使いました。もちろん、全部普通のキャベツで作っても可。
※じゃがいもは7個しか写っていませんが、8個使用しています。

作り方
1.じゃがいもは、皮を剥いて茹でる。

小さめ8個を用意しました(ふぞろい規格で購入したので品種は分からず…)。
わたしは竹串がなんとか通るぐらいに茹でましたが、固さはお好みで。

2.じゃがいもの茹で汁で、キャベツをさっと茹でる。

キャベツの芯は、後で巻きやすいように薄くそいでおきます。

3.じゃがいもをキャベツでしっかり包み、巻き終わりを下にして鍋に入れる。

柔らかい肉だねに比べると、ゴツゴツしたじゃがいもは安定感がなく包みにくかったですが…なんとか巻けました!崩れませんように…。

煮込む際にロールキャベツがあまり動かないように、ジャストサイズのお鍋やフライパンを選びましょう。

4.ボウルにお湯を入れブイヨン、砂糖を入れてほぐし、3の鍋に入れる。

5.トマトの水煮をつぶしながら、4に加え火にかける。

6.5がぐつぐつしてきたら塩、こしょうをした牛肉を入れて10分くらい煮る。

ジャストサイズのお鍋を選んだので、あれ、これお肉を入れるスペースがあるかな(笑)と思ったのですが…、
すき間になんとかお肉をムギュムギュ押し込むことが出来ました!

最初は足りるかなと思った水分も、キャベツからじわじわ出てきましたよ♪

じゃがいもに巻いたキャベツも崩れずに、出来上がりました!

見ためは、とってもボリューミー♡クタッとしたキャベツがおいしそう〜。
家族も食卓についた途端、そのボリューム感におおおっ!と。

さっそく、いただいてみたいと思います!

コク旨スープや牛肉と一緒に食べると満足感100%♪

キャベツを切ったとたん、じゃがいも、ゴロ〜ン♡

分かっていても、中から出てくるとうれしい。じゃがいも好きな娘、大喜びです。いつものロールキャベツより反応いいわ〜(笑)。おでんに入ってる餅巾着のようなお楽しみ感!旨味がしっかり染み込んだキャベツも最高ですね。

じゃがいもとキャベツを煮込んでいるので、ポトフにちょっと近いのかな?なんて想像していましたが、違いましたね。牛肉にトマト系の味付けなので、どちらかというとビーフストロガノフ寄りな感じ。でも野菜も入っているので、肉感が軽めに仕上がっています。

いつものひき肉を使ったロールキャベツに比べて、じゃがいも&牛こま切れ肉なので食べ応えも抜群!
煮込む時間が短めなので、じゃがいも自体に味はそれほど染み込んでいませんが、コク旨なスープや牛肉と食べると、満足感バッチリ。

ロールキャベツはお肉が定番でしょ〜と最初は思っていたんですが、じゃがいもバージョン、娘はもちろん夫も、定番のものよりいいよ!と大好評でした。じゃがいも、やっぱり最強。ロールキャベツの新しい扉を開きました♪

じゃがいもの茹で加減はお好みで

わが家は下茹での際に、竹串がなんとか通るぐらいの硬さにしたのですが、ロールキャベツを煮込む時間は10分なので、思ったよりちょっと硬めの仕上がりになりました。じゃがいもの茹で加減は、お好みで調整してくださいね。

じゃがいもの下準備や包む作業があるので、作る手間はいつものロールキャベツとそれほど変わらないような気がします。農家さんによると、じゃがいもは、おでんの残りを使ってもおいしいそうですよ。

サボイキャベツ、初めて料理してみた♡

いつものスーパーに小さめのキャベツしかなかったため、大きなものを求めJAの農産物直売所へ。そうしたら、「サボイキャベツ」という品種のキャベツがたくさん!しかも値段もお手ごろ!(普通はけっこう高いんですよね…)

買おうか迷っていたら、なんと目の前に農家の方が。「30分前にぐらいに収穫したんですよ〜。おすすめです、ぜひ!」と声をかけられたら、試さないわけにはいきません(笑)。

初めてのサボイキャベツ、旨味も濃厚で感動!

「サボイキャベツ」は、フランスやイタリアで古くから愛されてきた西洋野菜で、別名「ちりめんキャベツ」とも呼ばれます。旬は12月から3月頃、水分が少なめで加熱すると柔らかくなり強い甘みが出るため、主に加熱調理用に使われるそう。今の時期はなかなか手に入らないかもしれませんが、お店で見かけたら手にとってみてくださいね。

普通のキャベツでも作りましたが、どちらももちろんおいしいです♪
いつもと違うロールキャベツを食べたくなったら、ぜひ作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/jagaimo/4325.html

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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