ポーランドの家庭料理が登場
松屋×海外の料理といえば、「シュクメルリ鍋」を思い浮かべる人が多いはず。あれがヒットしてから、いろんな国の大使館などから売り込みが増えているといいます。数ある中から今回選ばれたのが、「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」(税込830円~)という新メニューです。
名前にも入っていますが、これはポーランドの家庭料理を日本のごはんに合うようにソースをアレンジしたもの。“牛・豚・鶏、3種の肉の旨味が溶け込んだ、コク深クリーミーな濃厚きのこソース”がこだわりで、ヨーグルトのさわやかさ、スパイスの香り、ほんの少しだけ入れたカレー粉の風味などが楽しめるのだとか。
発売直後から話題になっていましたが、「期待以上」、「大盛でもペロリ」、「クソうめぇや」、「スパイス多めで好き」など、味についての評価もかなり高めですね。
濃厚でおいしいけど……
お店で熱々の料理を食べたかったけど、事情があり今回もテイクアウトで購入。これまでの経験から、ごはんが足りなくなるのを避けるため、ごはんは大盛にしました。
さっそく! といきたいところですが、まずはごはんを見てほしいです。バターとこしょうをプラスして、バターライスになっているんですって。
さて、気を取り直して。フタを開けると……。大きなハンバーグと、ソーセージが1本入っています。
濃厚なソースはスパイスがよく効いて、ほんのりカレーの風味も感じるので、日本人の口に合うはず。味が濃いめなので、ごはんが進みます。
ハンバーグは肉の旨みが凝縮されていて、やや粗めに作られているから食べごたえ抜群。がっつり食べたい時にぴったりですね。
ただ、ひとつだけ不満というか、残念だと思うポイントも。仕方ないことかもしれませんが、ソースの味がほかのメニューと似ているのがいつも残念に思います。たとえばビーフストロガノフやブラウンソースハンバーグ。メニューに合わせて微妙に変わっているとは思いますが……。
とはいえ、おいしいのは間違いないので、ぜひ一度食べてみて。海外の料理を知るきっかけになるのもうれしいですよね。
(文・撮影:明日陽樹/TOMOLO)