水泳を習い事にすると●●になりやすい?水泳のデメリットとは

水泳を習い事にすると●●になりやすい?水泳のデメリットとは

第3回 スイミングスクールって必要なの?
水嫌いが治る・全身運動で体力がつく・風邪をひきにくくなる・忍耐力を育てる……スイミングスクールに子どもを通わせるのは、まさに良いことずくめ。しかし、一方では耳の痛い指摘も? ママ100人のアンケートで集めた声を交えながら、スイミングスクールのデメリットについて見つめなおしてみました。(調査対象:3~12歳児のお子様を持つ25~45歳のママ100名 調査方法:実踏ヒヤリング調査/7月15日~8月5日に実施)

多くのママたちが絶賛する子どもの習い事・スイミングスクール。しかし、そんな大人気の陰に隠れて、いくつかの“デメリット”もささやかれています。とりあえずは代表的なものを挙げてみましょう。

・ プールの水から、いろんな雑菌やウイルスが子どもの体に付着してしまう。

・ それらの雑菌やウイルスを弱らせるため、プールの水には過剰に塩素が入っている。

・ その塩素の影響で、目が真っ赤になったり、髪がパサパサになったり、皮膚がカサカサになったりする。

・ 屋外にあるスイミングスクールの場合、とくに日差しの強い夏場は、紫外線が子どもの肌にダメージを与える。

お子さんを「スイミングスクールに通わせておしまい!」じゃあダメ。ママたちのコメントには、きちんとした後フォローも大切だという意見も多く見られました。

・ 子どもの全身に付着した塩素を落とすため、お風呂やシャワーでしっかり洗い流す。

・ 長時間、塩素の入った水の中にいたときの皮膚は、ふやけて脆くなっているので、やさしく丁寧に、かつ素早く洗い流す。

・ 紫外線のダメージを受けた肌は、入浴後にかならず保湿する。

スイミングスクールのデメリットって?

そのほか、塩素や紫外線以外にも、こういった“デメリット”の声が、アンケート調査を行ったママたちから聞こえてきました。

「スクールに通わせてから、むしろ風邪をひきやすくなった感じがする……」(31歳/フリーデザイナー・息子3歳)

「かえって水を怖がるようになってしまいました……」(33歳/パート・娘4歳)

「水泳は基本、個人競技だからなのか、本来の人見知りがよりきつくなった。野球とかサッカーの団体競技にしたほうがよかったかも?」(36歳/契約社員・息子7歳)

「スイミングスクールがあるから、予算的にも時間的にも他にやらせてみたい習い事に通えない」(34歳/専業主婦・娘5歳)

「やれウチの子はクロールができるようになった、やれウチの子は進級して上のクラスに行った……だとかのママ友同士の対抗意識が、どうも疲れちゃって……(笑)」(32歳/専業主婦・息子5歳)

なかでも多かったのは、「先生がスパルタすぎてついていけなかった」(39歳/アルバイト・息子9歳、ほか)などの、スクールの厳しさについての意見。

「本当に子どものためになるスイミング」を考えるなら、スクール選びが重要なキーポイント。お子さんが嫌がる習い事を強引に続けることこそが、もっともの“デメリット”だということを忘れてはいけません。
(文:ヤマダカツヤ)