■同僚と妻の不倫が発覚。印象的だった言葉は
最初のエピソードは、過去に不倫“された”男性のお話。問い詰めると、2人から同じ言葉が出てきたのだとか。
「私が離婚した原因は、私の会社の同僚と私の元妻の不倫でした。発覚した理由は、同僚のパソコンが故障したこと。部品の修理とファイルの修復をしてあげようと、同僚も同席のもと、いろいろといじっていました。ハードディスクに気になるフォルダがあり開いてみたところ、妻と同僚がキスをしている写真、旅行に出かけた時の写真など、証拠が出てきました。
それらのデータを妻に見せると、すべての真相を話し、浮気をしたことを認めたので、そのまま別居という形で私のほうが家を出ました。
なお、その同僚は『一身上の都合』という形で仕事を辞めたのですが、その後どうなったのかは知りません。妻のその後も、知りません。
同僚が言った『奥さんが寂しそうで、かわいそうだったから仕方がなかった』という言葉。そして妻が言った『仕方がなかったのよ。あなたが仕事で忙しかったから』という言葉。今でも忘れられません」(30代・男性)
仕事が忙しく、すれ違ってしまう。よく聞きますが、「仕方ない」で済まされてしまうのは納得できないし、ショックでしょうね。それにしても、不倫に気づいたきっかけがドラマチックすぎる!
■アルバイトと上司が不倫。まわりはみんな気づかないふり
続いては、職場のアルバイトと上司が不倫していた、という女性のお話。本人たちはバレていないと思い込んでいたようですが、まわりはみんな気づいていたそうです。
「私が働いている職場では、アルバイトの女の子(=Aちゃん)と男性上司(Bさん)が不倫していました。私はAちゃんから直接『上司と付き合っている』と聞いて知りましたが、他のスタッフたちも2人の様子から『そういう関係なのだろう』と薄々気づいていたようです。おそらくほぼ全員のスタッフが知っており、バレていないと思っているのは本人たちだけ。そのせいで、職場はいつもなんとも言えない雰囲気でした。
ある日、Bさんの奥さんが出産したと聞き、『みんなで出産祝いを贈ろう』ということになったのですが、もちろんその中にはAちゃんも含まれています。『不倫相手の贈った物を赤ちゃんに使わせるのはどうなのか』と、複雑な気分になりましたね。
Bさんは単身赴任で来ていたため、1年ほどで帰っていきました。それきっかけにAちゃんとの関係は終わったようですが、『これで知らないフリをし続けなくて済む』とホッとしたのは、私だけではなかったはずです。
あれから何年も経ち、彼女は別の人と結婚し子どもも産まれ、ごく普通の暮らしをしていますが、今でもあの時のことを思い出し、『人ってわからないな』と怖くなる時があります」(40代・女性)
当の本人たちは、盛り上がっているからまわりの反応に気づけないのでしょうね。不倫相手から贈られたプレゼント、たしかに怖い……。
(文・イラスト:ママテナ編集部)