魔の2歳児!イヤイヤ期にどんな言葉をかけたらいい?保育士が教えます!

魔の2歳児!イヤイヤ期にどんな言葉をかけたらいい?保育士が教えます!

この記事では、保育士の中田 馨さんがイヤイヤ期の言葉のかけ方についてお話しします。まず、イヤイヤ期がなぜ起きるのか、そのときの対処法としてはいけないこと、さらにイヤイヤしたときの声かけの具体的な言葉や方法をお伝えします。

物で釣らない

子どもがイヤイヤ言い始めたら早く収めたいのが親心。だからと言ってその都度「じゃあ、お菓子を食べよう」とか「ジュースを飲もう」と提案するのは避けたほうがいいです。子どもも「こう言ったらお菓子が出てくる」ということを学習します。将来のことも見据えて「物で釣らなくても感情を抑えられる子に」育てていきたいですね。

イヤイヤしたときの言葉かけは?

「〇〇が嫌だったんだね」と共感する

子どもが急にイヤイヤと怒り出すと、頭ごなしに怒ってしまうこともあると思います。まずは子どもの気持ちを受け止めることが大切。「〇〇が嫌だったんだね」「〇〇したかったね」と気持ちに共感して、抱きしめてあげましょう。子どもは「ママが気持ちをわかってくれた」ということで徐々に落ち着き始めます。

「どっちにする?」と聞いてみる

例えば、保育現場でトイレトレーニング中の子が、「紙おむつが良い、パンツをはきたくない」と言い出します。もちろん、そのときに紙おむつにするという選択肢もあるのですが、「どっちのパンツにする?」とあえて紙おむつではなくパンツを2枚見せて子どもに選んでもらいます。そうすることで、子どもの気持ちが切り替わり、「こっち」とパンツを選んでくれることもあります。

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