カーエアコンの適切な使用方法
燃費が悪くなるからといって、夏の暑い日にカーエアコンを使わないわけにはいきません。下記のポイントを押さえて、少しでも上手にカーエアコンを使っていきましょう。
・こまめにオン/オフ
「A/C」ボタンがオンになっている間は、エンジンを使ってコンプレッサーが稼働しているため、燃費が悪くなります。十分に車内の温度が下がったときはオフにしたり、暖房のときは使用を控えたりするとよいでしょう。
・内気循環と外気導入の使い分け
車のマークに矢印がついているボタンで、内気循環は車内の空気を循環させ、外気導入は外気を車内に取り入れます。内気循環モードであれば、車内の冷えた空気を使うため、燃費への影響を軽減できます。
ただし、車内の空気を循環させるということは、車内の酸素が減ってしまう恐れもあります。定期的な換気や、外気循環モードへの切り替えを行いましょう。
・エアコンの風量を控えめにする
燃費への影響は、温度設定よりも風量だともいわれています。車内の温度が落ち着いたら風量を少し下げるのも燃費向上によいでしょう。
・AUTO(オート)モードを使用
AUTOモードを利用すれば、設定温度まで車が自動的に適切な方法で風量や内気・外気循環などを調整してくれます。手動よりも適切に効率良くエアコンが作動するため、燃費向上にもつながるでしょう。
・こまめな掃除、フィルター交換
カーエアコンは汚れがたまると、風量や吸い込む力に影響が及びます。オイル交換とセットで定期的な交換や洗浄をするようにしましょう。
無理のない節約で夏も快適なドライブを!
夏の車内は、70度を超えることもあるといわれています。走行中に直射日光に当たったり、車内の空気が乾燥して水分不足に陥ったりすると、熱中症になる恐れがあります。
ガソリン代も高騰しているため、燃費が悪くなることは避けたいものですが、無理な節約はせず、カーエアコンを賢く使いながら夏も快適かつ安全にドライブを楽しみましょう。
出典
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
配信: ファイナンシャルフィールド
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