お弁当で使う仕切りの役割とは?
お弁当の仕切りを、見た目のかわいさなどでなんとなく選んでいる人は多いのではないでしょうか。
実はお弁当の仕切りには、きちんとした役割があります。仕切りの役割を理解して、効果的に使いましょう。

味や色移りを防ぐ
お弁当は普通の食事と違い、数種類のおかずとご飯をひとつの箱にまとめて詰めます。
そのため仕切りがないと、食べ物がお弁当箱のなか混ざってしまい、味も見た目も悪くなってしまいます。
さらに、お弁当箱に詰めてから時間が経つと、おかず同士がくっついて食べにくくなることもあります。
味や色移り、おかず同士のくっつきを防ぐために、仕切りは欠かせないアイテムなのです。
詰めるのに便利で華やかさもプラス
仕切りを使うと、おかずをお弁当箱に詰めるのがとても楽になります。
あらかじめカップ型の仕切りにおかずを入れておけば、あとは並べるだけでお弁当が完成します。おかずの順番を並び替えたいときの入れ替えも簡単です。
また、カラフルな仕切りを使うことで、おかずの種類が少ない日も彩りよく見せられます。
仕切りの使い方を工夫するだけで、同じお弁当もぐっと華やかになるでしょう。
市販の仕切りでお弁当をランクUP!
ショップのお弁当グッズ売り場には、様々な種類の仕切りが並んでいます。カラフルで便利な仕切りを活用して、お弁当を簡単にランクUPしてみましょう。

カラーバランやカップ仕切りで彩り豊かに
かつては「バラン」といえば緑色が主流でしたが、近年はカラフルな色や柄の商品が増えています。
100円ショップなどでも、緑の他にピンクやイエローが入ったバランセットが販売されています。おかずに合わせて配色を考えるのも楽しそうですね。
また、「カップ型の仕切り」にも、絵が入ったものや色付きのものがたくさんあり、お弁当の彩りに一役買ってくれます。
こちらも様々なサイズや形があるため、お弁当箱の形に合わせて使い分けましょう。
ワックスペーパーで簡単カフェ風に
水や油をはじく性質を持つ「ワックスペーパー」も、お弁当の仕切りに適しています。
お弁当箱の底に、英字プリントのワックスペーパーを敷くだけで、おしゃれなカフェ風のお弁当ができあがります。
紙なのでカットしてバラン代わりにしたり、丸めてカップのように使ったりと、様々な用途に使えるのもポイントです。ひとつ用意しておくと重宝するでしょう。
食品の乾燥を防いでくれるので、乾きやすいサンドイッチやハンバーガーを包む用途にもおすすめです。
子どもが喜ぶキャラクターデザインも
お弁当の仕切りには、キャラクターをあしらったデザインのものもたくさんあります。
お弁当に好きなキャラクターの仕切りが入っていれば、子どもも喜んで食べてくれるでしょう。
特に、キャラクターがプリントされたアルミホイルは、おにぎりやサンドイッチを包むだけでにぎやかな雰囲気になるので、とても手軽に使えます。
運動会や遠足など、特別な日のお弁当にもおすすめです。
野菜で代用すればインスタ映えも
お弁当の仕切りは、葉物野菜でも代用可能です。野菜を使えばゴミや洗い物が減るため、食べ終わったあとの負担も少なくなります。
野菜の色がおかずを引きたてることで華やかになり、インスタ映えも狙えることでしょう。洋風・和風それぞれの使い方を見ていきましょう。

洋風弁当ならレタスやブロッコリー
ハンバーグやコロッケなど、洋風のおかずを仕切るなら、「レタス」や「ブロッコリー」がおすすめです。
特にレタスはバランのように薄く、大きさや形を自由に変えられるため、とても便利に使えます。
キャラ弁やデコ弁のすき間には、立体的な「ブロッコリー」がぴったりです。ポップなシルエットは、お弁当全体の雰囲気作りにも一役買ってくれるでしょう。
葉の部分にクッション性があるので、おかずが崩れにくいのもうれしいポイントです。
和風弁当なら大葉や笹の葉
和風のおかずがメインのお弁当や、曲げわっぱなどの天然素材のお弁当箱には、「大葉」や「笹の葉」がよく似合います。
濃いグリーンが、シンプルに見えがちな和風のお弁当をぱっと華やかにしてくれるでしょう。
大葉は香りがよく、味に変化を付けられるのがメリットです。笹の葉はワックスペーパーのようにお弁当箱に敷いたり、折りたたんでバランのように使ったりと、1枚で様々な使い方ができます。
大人っぽいイメージがありますが、炊き込みご飯を包んでちまき風にすることもでき、子どものお弁当にもおすすめです。
まとめ
お弁当の仕切りには「バラン」「カップ」「ワックスペーパー」など、様々な種類があり、色柄のバリエーションも豊富です。
素材や形の違う仕切りをいくつか入手しておけば、いろいろな雰囲気のお弁当に対応できるでしょう。ちょうどよい仕切りがないときは、レタスや大葉などの野菜を使うのもおすすめです。
仕切りを工夫して、毎日のお弁当作りを楽しんでくださいね。