育児日記の用途は?

育児日記は、単に赤ちゃんとの思い出を残すだけのものではありません。健康管理に活用したり、贈り物にしたり、様々な使い方ができます。
育児日記の用途を具体的に見ていきましょう。
赤ちゃんの健康と成長管理に
育児日記をつける目的のひとつに、「赤ちゃんの健康・成長管理」があります。
赤ちゃんの生活リズムは、成長に合わせて変化するのが普通です。授乳やおむつ交換の回数、睡眠時間などを記録しておくと、生活リズムの変化が分かりやすくなります。
また、身長や体重、普段の様子、通院歴なども記録しておけば、病院での診察もスムーズです。
いざという時に赤ちゃんの生育状況を振り返ることができ、育児の不安もやわらぐでしょう。
子どもに贈ることができる
育児日記には、赤ちゃん時代の様々な記録が残されています。
大きくなった子どもに「小さい頃の記録」を見せてあげられるのも、育児日記のメリットです。
もしかしたら、子育てに奮闘していた親の姿を想像し、感謝してくれるかもしれません。子どもが親になった時には、育児の参考資料としても使えます。
成人式や結婚式など、子どもが巣立つタイミングで贈るとよい記念になるでしょう。
ただし、アプリを利用する場合は、子どもが成長する前にサービスが終了するケースもあります。思い出として残したい場合は、印刷できるものを選ぶようにしましょう。
育児日記をアプリでつけるメリット

育児日記は専用の日記帳やノートでもつけられますが、アプリを利用する人も増えています。
育児日記をアプリでつけるメリットを見ていきましょう。
写真の記録と家族への共有が手軽
育児日記アプリは、子どもの写真を一緒に記録できるのがメリットです。なかには記録した写真を、そのままプリント注文できるものもあります。
また、複数人で共有できるタイプのアプリなら、撮った写真をわざわざ送る必要がありません。離れて暮らす祖父母にも、孫の写真をすぐに見せてあげられます。
子どもが生まれると写真がどんどん増えていき、管理も大変ですが、アプリを使えば写真の保存や共有が簡単にできます。
育児関連の情報収集ができる
育児中は、離乳食の進め方や発熱時の対処法など、様々な疑問や不安がつきものです。
ネットで何でも調べられる時代とはいえ、育児情報を検索するのは意外に手間がかかります。出てきた情報が信頼できるものかどうかも心配ですね。
育児日記アプリには、子どもの生年月日を元に最適な育児情報を配信してくれるものや、先輩ママの体験談が読めるものがあります。
医師や管理栄養士などの専門家が監修しているアプリなら、信用できる情報を簡単に得られるでしょう。
スケジュールも一緒に管理可能
赤ちゃんが生まれて1年ほどは、予防接種や健診の回数が多く、スケジュール管理が大変です。
カレンダー機能があるアプリなら、すべてのスケジュールをスマホで管理でき、お出かけ先でもすぐに予定が分かります。
予防接種の日程を自動的に組んでくれるものもあり、間違いや接種忘れを減らせるのもメリットです。
