夫婦関係が悪化気味?日々のちょっとした行動で仲良く過ごせるかも

夫婦関係が悪化気味?日々のちょっとした行動で仲良く過ごせるかも

結婚生活が長くなり、夫との喧嘩が増えたことで悩んでいる人もいるのではないでしょうか。しかし、多くの人は、新婚時のような仲の良い関係に戻りたいと考えています。夫婦喧嘩の原因や対処法、円満夫婦を維持するための秘訣などを紹介します。

夫婦喧嘩の原因

いつも喧嘩に発展してしまう夫婦には、必ず何かしらの原因があるものです。どのようなことが夫婦喧嘩を引き起こすのか、主な原因を紹介します。

価値観・生活スタイルの違い

結婚前に付き合っている段階では、お互いの価値観や生活スタイルをよく知らないことも多いでしょう。結婚後に初めて気付く価値観や生活スタイルの違いは、夫婦喧嘩の大きな原因になります。

自分のなかでは当たり前であることが、相手にとって当たり前ではなかったというような、お互いが認識している常識のずれを結婚後に気付くことはよくあるケースです。

価値観のずれによる意見の食い違いで、相手の考え方を認めたくないときにも、喧嘩につながりやすくなります。負けたくないという気持ちが無意識のうちに生まれるのが原因です。

喧嘩になりやすい生活スタイルの違いとしては、起床時間の違いやプライベートな時間の過ごし方が違うこと、節電や節水に対する意識の違いなどが挙げられます。

家事の分担

共働き世帯に多い夫婦喧嘩の原因が、妻の夫に対する家事分担への不満です。お互い働いているにもかかわらず、夫が家事に参加したがらない場合、喧嘩に発展しやすいでしょう。

家事の負担は、妻へ偏りやすいのが一般的です。仕事で疲れているのはお互いさまだという気持ちが大きくなるほど、何もしない夫への不満も大きくなります。

家事に対してある程度役割分担を決めていても、やるべきことさえ済ませればいいと考えている夫に対しては、協力する姿勢をもっと見せてほしいと思う妻も多いでしょう。

夫婦で家事を完全に半分ずつ分けることは不可能であり、妻にしかできない家事もあります。自分本位な夫はそのことを理解せず、協力的な態度をとろうとしません。

だらしなさ

夫のだらしない振る舞いは、夫婦喧嘩の原因となりやすい要素です。脱いだ靴や服、自室などを片付けられない夫に、妻はイライラを募らせやすくなります。

自分が一生懸命に片付けをしても、夫が片付けをしてくれない状況が続けば、自分できれいに整理してほしいという気にもなるものです。

妻の不満を大きくさせる原因のひとつに、夫の異性関係に対するだらしなさも挙げられます。特定の女性と仲良くしていることが発覚すれば、夫婦喧嘩では済まない可能性も出てくるでしょう。

貞操観念が低い男性のなかには、浮気をすることに罪悪感を感じない人もいます。女性に言い寄られて断りきれず、浮気をしてしまうケースもあります。

仲直りをする方法

感情が高ぶり喧嘩をしてしまっても、気持ちが静まれば仲直りしたいと思う人が多いでしょう。スムーズに仲直りできるコツを紹介します。

素直に謝る

喧嘩した後、いつの間にか普通の状態に戻っている夫婦もいます。しかし、この状況は仲直りできた関係とはいえず、また同じ原因で喧嘩を誘発しかねません。

仲直りをする場合は素直に謝りましょう。特に、プライドの高い男性は気持ちが静まっていても意地を張りやすく、自分から謝ってくることはほとんどありません。

自分から謝る場合は「負けを認める」と考えないことが大事です。喧嘩の原因になったことに対し、夫婦で向き合うきっかけを作ると思えば、スムーズに仲直りできます。

謝る際に、夫の悪い部分を言わないよう心がけることも重要です。自分が悪かったと思う点を素直に謝罪すれば、ほとんどの場合は丸く収まります。

相手の好きなものを用意

夫の好きなものを思い出し、作ったり買ったりして用意することも、仲直りの方法として有効です。根本的な問題解決には至りませんが、険悪なムードは収まります。

夫が喜びそうなものとして効果が期待できるのは、好きな食事を作ってあげることです。作った食事は、食べてもらうように差し出すのではなく、一緒に食べるようにしましょう。

おいしい料理を2人で食べれば、夫の気持ちもおおらかになり、仲直りしやすくなります。料理に限らず、好きなお菓子や飲み物でも構いません。

仕事帰りにケーキやワインなどを買って帰れば、仲直りした後に夫婦で楽しみながら夜のひとときを過ごせます。