目的や理由。ゴロゴロ夫の重い腰を上げるには?
世の中、旦那さんに不満を持つ妻がたくさんいます。休みの日は家事も手伝わずにゴロゴロしていて、いるだけでイライラさせられる…、毎日そんな存在の人と過ごしていると、だんだん嫌いになってしまいそう…なんて人もいるのでは? しかし、ほんの少し見方を変えると案外うまくいくのかもしれません。
たとえば、休日に家事を手伝ってくれないときは「なんで手伝ってくれないの?」と思ってしまいますよね。「夫も家事をやるべき!」というような考えを持つと、イライラは募ります。言わなくてもやってほしいですし、わざわざ指示しないとできないの?と思う気持ちはもちろんありますが、まずは自分の頼み方が良くないのかも?と見方を変えてみましょう。
「洗い物やっておいて」
この頼み方だと、旦那さんはなかなか動いてくれないでしょう。頼まれているというより、言われている感も強いのです。もっと具体的に理由も伝えると動きやすくなります。
「10時に出かけるから9時くらいまでに洗い物お願いしてもいい?、その間に私は部屋の掃除を終わらせておくね」
なぜ洗い物をするのか、何時までにやらなければいけないのか。この2点があると動きやすくなります。また控えめなお願いの仕方もポイント。しかしこれだけだと「なんで俺が?」という旦那さんもいるでしょう。別の家事で動けないなど理由を伝えることで、旦那さんは自分がやらなければならないことが明確になってくるのです。
これで旦那さんが家事を手伝ってくれるようになれば、いままでのやり方が合っていなかったのかもしれません。
脱!負のスパイラル!やらないがあたりまえの夫が家事をした?!
旦那さんが家事をやってくれたときに大事なのが、必ず「褒める」ということを忘れないようにしましょう。「手伝ってくれてありがとう。助かったわ」「すごいピカピカ!」なんでもいいのです。終わった後に褒めることで旦那さんは家事に対してやる気を出してくれるかもしれないのです。
家事は夫婦でやるのがあたりまえ。この概念を持ってるとなかなか不満は収まりません。「ちょっとやったくらいで得意になるな」「私は毎日やっても褒められない」そう思うと負のスパイラル。しかし、見方を変えるとちょっと旦那さんが家事をやっただけでも大きな進歩だとも考えられないでしょうか。これまで家事をやっていなかったのならなおさら。
また減点式で旦那さんを見るとキリがありません。100点あった点数はいつか0になります。いい面を加点式で見ていくと意外とうまくいったりします。
ゴロゴロしていた夫が皿を洗っている。洗濯物をたたんでいる。純粋にこの事実を受け入れればうまくいくかもしれませんよ。