育てやすい観葉植物6選。初心者でも枯らさない観葉植物はコレ

育てやすい観葉植物6選。初心者でも枯らさない観葉植物はコレ

「植物を飾りたいけれど、手入れが面倒…」という人には、育てやすい観葉植物がおすすめです。育てやすい観葉植物を選ぶ際のポイントや育て方のコツを紹介します。また、人気の大型と小型の観葉植物も紹介するので、置き場所に合わせて選びましょう。

育てやすい観葉植物のポイント

観葉植物には様々な種類があるため、どれを購入したらよいのか迷う人もいるのではないでしょうか。育てやすい観葉植物を選ぶ際に注目すべきポイントを紹介します。

日ごろの管理がしやすい

育てやすい観葉植物のポイントは「簡単な手入れ」など日ごろの管理がしやすいことです。

植物を育てる上で欠かせない「水やり」は、手間がかかる手入れのひとつです。「水やりが面倒…」「忙しくてつい水やりを忘れてしまう」という人は、水やりの頻度が少なくて済む観葉植物を選びましょう。

また「置く場所」によっても、手入れのしやすい観葉植物が違います。例えば、狭い場所に飾るのであれば、成長が遅い品種や上に向かって成長する品種で小型の観葉植物を選ぶと育てやすいでしょう。

耐陰性や耐寒性に優れている

日陰や寒さに強いことも育てやすい観葉植物の大切なポイントです。

室内では日当たりのよい場所が限られているため、置く場所が日陰である場合もあります。日当たりのよい場所を好む観葉植物は枯れてしまいますが、耐陰性に優れた観葉植物なら置き場所を選ばずに楽しめます。

また、冬場は暖房がないと室内の温度が下がります。耐寒性がある観葉植物を選べば、細かな温度管理を気にしなくてよいので比較的育てやすいでしょう。

害虫や病気に強い

観葉植物によっては、害虫や病気に弱い品種もあります。害虫が付くと、薬を使って除去したり、再び害虫が付かないように対策をしたりと管理が大変です。

病気も同様に栄養剤を与えたり、温度管理に気を付けたりと手間がかかります。最初から害虫や病気に強い観葉植物を選んでおけば、こういった手間がかからずに済みます。

観葉植物によっては葉に霧吹きで水を吹きかける「葉水」をするだけで、害虫や病気予防ができる品種もあります。簡単な対策で管理が容易になる観葉植物を選ぶのもおすすめです。

枯らさない!観葉植物の育て方のコツ

観葉植物を枯らさずに育てるコツは「置き場所」と「水やり」です。それぞれについて詳しく解説します。

植物に適した場所に置く

ほとんどの観葉植物は、高温多湿が生息しやすい環境です。冬場は室内の温度が低すぎると枯れてしまうこともあるため、10度前後に保つようにしましょう。

また、観葉植物によって日当たりのよい場所を好む品種と明るい日陰を好む品種があります。それぞれに適した場所に置かないと、元気に育たなかったり枯れてしまったりする原因になります。

なお、日当たりのよい場所を好む観葉植物でも、ガラス越しの直射日光で育つ品種や、レースのカーテン越しの日光を好む品種などありますので、事前に確認しましょう。

風通しも観葉植物を元気に育てる大切なポイントです。風通しが悪いと害虫や病気などのトラブルが起こりやすくなります。

水は土が乾いたらたっぷりと与える

観葉植物を枯らしてしまう大きな原因が「間違った水やり」です。水やりのタイミングは品種により異なりますが、一般的には「土が乾いたら、たっぷり与える」のが基本です。

土の表面が乾燥し白っぽくなっていたら、鉢の底から水が流れ出るくらいに水をたっぷりと与えます。そうすることで土のなかの古い汚れや水が流れ出て、土のなかをきれいな状態に保てます。

なお、鉢の底の受け皿に水がたまった状態のままにしておくと、根腐れの原因になります。また、コバエなどの虫が付くこともあるため、受け皿の水は捨てましょう。