近年発見された「エノキタケリノール酸」とは？

低カロリー食材として知られるキノコ類。含有する成分から得られる効果については、さまざまな研究が行われています。中でも、近年発見された「エノキタケリノール酸」は、内臓脂肪を減少させる働きがあるのだとか。その名の通り、エノキタケだけに含まれているそうです。

ただし、エノキタケの頑丈な細胞壁は調理してもなかなか破壊されないため、成分の摂取には工夫が必要です。その一つは乾燥させること。干しエノキタケにすると、細胞壁が壊れやすくなるといわれています。

またキノコ類は、干すことでカルシウムの吸収を促す「ビタミンD」の含有量がUPするそうです。

間食にぴったり！ 「パリパリ干しエノキタケ」のレシピ

干しエノキタケは、サラダやパスタ、お味噌汁などいろいろな料理に使用できます。ここでは、干しエノキタケを使った簡単なおやつをご紹介しましょう。使用するエノキタケはできるだけ新鮮なものを選んでください。

＜準備するもの＞
・エノキタケ　1袋
・オリーブオイル　小さじ1〜2
・塩、ブラックペッパー　少々
・野菜干しネット（ザルでもOK）

＜作り方＞
1. エノキタケの石づきを切り落とし、手で細かく割きます。
2. 野菜干しネットもしくはザルに1のエノキタケを重ならないように並べます。
3. 2を丸一日天日干ししたらエノキタケを裏返し、再び1日天日干しします。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、こんがりと明るい茶色になるまで3の干しエノキタケを炒めます。
5. 仕上げに塩、ブラックペッパーを振りかけて完成です。

シンプルに塩とブラックペッパーで味付けしていますが、バジルペーストやチリパウダーをなどお好みでアレンジしてみてくださいね。低カロリー＆栄養たっぷりの干しエノキタケで、ストレスフリーなダイエットを目指しましょう！

文・くるみ

栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。

栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。