「靴下がない」のストレスから解放されよう

靴下は、整理整頓がしにくい衣類のひとつです。ペアでそろえていたのにいつの間にか片方どこかにいってしまったり、かさばって衣装ケースのなかがぐちゃぐちゃになってしまったりします。
何度も家族から「靴下どこ?」と毎日のように聞かれては、ママもストレスがたまってしまうでしょう。靴下をきちんと管理するためには、どのように収納を工夫すればよいのでしょうか?
見やすい立てる収納で散らかりを防ぐ
靴下は上から積み重ねて収納すると取り出しにくくなり、ペアの片方を見失う原因になります。靴下の収納は、本棚のように「立てて」並べることがコツです。色や柄が見やすくなり、履きたい靴下を簡単に見つけられるようになります。
取り出しやすくなれば、靴下の並びを乱すこともありません。衣装ケース内の見た目も、きれいに保たれます。
取り出す際はまっすぐ立てて並べたものを上に引き抜くようにすれば、ほかの靴下が巻き込まれて引っ張り出されてしまうことも防げます。
「くつ下洗いの三兄弟」で干してから収納
100均の「キャンドゥ(Can Do)」にある「くつ下洗いの三兄弟」は、洗濯前の靴下に使います。洗濯ばさみに似ており、つまみの部分に可動式の丸いリングが付いた形状です。はさみの部分で左右の靴下を挟み、リングを定位置にセットします。
洗濯機に入れれば、片方だけ見失うこともなくなるでしょう。洗濯終了後は、洗濯ばさみでリングの部分を留めてそのまま干せます。
乾かした後にわざわざペアを探してそろえる手間が省けるため、洗濯の時短にもつながるでしょう。洗濯機に入れるときには、ほかの衣類を傷つけないようにネットに入れることをおすすめします。洗濯中に、靴下が外れてしまうことも防げるでしょう。
普通丈ソックスの収納アイデア

靴下には、様々なタイプがあります。たたみ方や収納の仕方も、それぞれ変えるのが自然です。
長いソックスはかさばりがちで、短いソックスは小さいため収納を工夫しなければすぐに紛失してしまいます。まずは、本数が多いであろう「普通丈ソックス」の収納方法をチェックしましょう。
美しい四角にするたたみ方
靴下は「ペアでまとめておくこと」が、散らばらないための基本です。たたみ方はいくつかありますが、簡単にできるかが重要なポイントでしょう。
ペアで重ねた靴下をかかと部分で折りたたみ、片方のゴム口に端を入れ込んで固定する方法なら、形がくずれずに四角形のまま収納できます。
より四角く、かさばらない状態でたたむ方法もおすすめです。靴下を中央でクロスさせます。下側の靴下の両端を、上側の靴下にかぶせるように折りたたみましょう。
もう一方の靴下も同じように両端を折りたたみます。裏返してはみ出たゴム口を内側に折り込めば完成です。平たくたためるうえ、柄が正面に出るため見た目も美しくなります。
かごや仕切りケースへ
衣装ケースにかごや仕切りケースを活用した「細かい仕切り」を作ることで、靴下などの小物が収納しやすくなります。
100均で販売されている「収納用の仕切りケース」を衣装ケースのなかに入れて使うと、小さな収納スペースをいくつも作れて便利です。
ちょっとした文房具を入れる「メッシュボックス」は靴下の収納スペースづくりに役立つうえ、通気性もよくなります。衣類に穴をあける害虫は湿気のある環境を好むため、虫食いが心配な人にはおすすめです。
