電気ケトルの魅力とは

そもそも、電気ケトルが広く選ばれている理由にはどのようなものがあるのでしょうか?まずは電気ケトルならではの魅力について確認していきましょう。
お湯をすぐに沸かせる
電気ケトルを選ぶ理由として、まずあげられるのが「短時間でお湯が用意できる」という点です。
ケトルの容量やワット数によってお湯が沸くまでに必要な時間は変わるものの、「今欲しい」というタイミングを逃さずお湯を用意できるのは、電気ケトルならではの大きな魅力といえるでしょう。
この「必要な量のお湯をスピーディーに用意できる」というメリットを求め、「電気ポット」や「やかん」から電気ケトルへの乗り換えを検討している人は少なくありません。
「とにかく時短にこだわりたい」という人はもちろんのこと、「お湯は作り置きでなくその都度新しく用意したい」という人にとっても、電気ケトルはなくてはならない存在といえそうです。
保温機能がある商品も
かつて「余ったお湯はすぐに冷めてしまう」のが当たり前だった電気ケトルですが、消費者のニーズに応え、近年は保温機能を備えた商品も数多く開発されています。
保温可能な時間は15分程度~1時間程度と、電気ポットに比べるとかなり短いため、朝お湯を沸かして夜まで使いたいといったシチュエーションには残念ながら向きません。
しかし、家族が朝食で使うお湯をまとめて用意したい場合など、一定時間に何度か必要なタイミングが訪れる環境では、何度も沸かし直す必要のない「保温機能のある電気ケトル」がぴったりです。
保温機能が搭載されることによって、電気ケトルの可能性はより大きく広がったといえるでしょう。
電気ケトルを選ぶポイント

では、実際に電気ケトルを選ぶにあたってはどのような点を意識すればよいのでしょうか?特に注目したいポイントを紹介します。
材質で選ぶ
電気ケトルには、「樹脂(プラスチック)」「ガラス」「ステンレス」など、商品によって様々な素材が使用されています。
電気ケトルの素材として、もっとも知られているのは樹脂素材です。軽くて丈夫・表面が熱くなりにくいなど、日用品に求められる主な条件が揃った扱いやすい素材です。
ステンレス素材の電気ケトルには、耐久性や保温力が高いという特徴があります。やや重く、表面が熱くなりやすいという弱点もありますが、頑丈でお手入れがしやすいことは日用品として大きなメリットといえるでしょう。
ガラス製の電気ケトルは、中身の見やすさや、臭い移りの少なさを求める人に多く選ばれています。反面、衝撃を与えると割れてしまう可能性があることから、小さい子どもがいる家庭で使用する際は特に扱いに注意が必要です。
好みや生活習慣・家族構成によって、扱いやすい素材は変わります。それぞれの持つ特性を理解して、自分に合ったものを選びましょう。
容量で選ぶ
電気ケトルを選ぶにあたっては、「どの程度の容量の商品を選ぶのか」も大切なポイントです。
市販されている電気ケトルの容量は、0.6l~1.5l程度が一般的です。家庭で日常使いにするのであれば、1l程の容量の商品を選べば基本的に不自由なく使えるでしょう。
とはいえ、普段からお湯の使用量が多い家庭の場合、必ずしも電気ケトルが最善の選択肢とは限りません。より容量の多い電気ポットややかんなど、電気ケトル以外の製品の方が便利に使用できる可能性も考えられます。
どんなに短時間でお湯を沸かせたとしても、必要量に満たなければかえって時間のロスや手間が増えてしまうことにもなりかねません。
電気ケトルを検討する際は、1度に必要なお湯の量をあらかじめしっかり確認しておく必要があるでしょう。
機能性で選ぶ
近年、電気ケトルには、保温機能をはじめとする様々な機能が搭載されるようになりました。
希望通りの温度のお湯が用意できる「温度設定機能」、転倒時のお湯漏れを防ぐ「ロック機能」「空焚き防止機能」など、利便性と安全性を兼ね備えた商品が多数販売されています。
電気ケトルを検討する際は、自分が電気ケトルに求める機能について、前もって整理しておくのがおすすめです。必要な機能が明確になることで、よりスムーズな商品選びができるでしょう。
おしゃれなおすすめ電気ケトル

キッチンやダイニング・リビングなど、何かと人目に触れやすい場所で活躍する電気ケトルを選ぶなら、何よりもまずデザイン性にこだわりたいという人も多いのではないでしょうか。
ワンランク上の暮らしを叶えてくれる、おしゃれな見た目が印象的な電気ケトルをチェックしていきましょう。
レトロなデザインが目を引く デロンギ
電気ケトルとしてはめずらしい、どこか懐かしさを感じさせる個性的な見た目で他の商品とは一線を画す商品です。
ころんと丸みを帯びたデザインと、くすみカラーがかもし出すレトロモダンな雰囲気は、カントリーやナチュラルのような、あたたかみのあるインテリアにもしっくりなじみます。
ヴィンテージ感のある見た目に反し、「空焚き防止機能」「自動電源オフ機能」などの先進的な安全機能がしっかりと備えられているのもうれしいポイントです。
「便利な電気ケトルは気になるけれど、昔ながらの風情も欲しい」そんな人にぴったりの商品といえるでしょう。
無駄のないシャープな仕上がり プリンセス
洗練されたスタイリッシュな見た目の電気ケトルを求めるのなら、ぜひ選択肢に加えておきたい商品です。
ステンレス素材でできた無駄のないシンプルデザインが特徴で、過剰に主張しすぎず、それでいて近代的でおしゃれな雰囲気を演出できます。
機能性も高く、「空焚き防止機能」「自動電源オフ機能」のほか、360度どの方向からも扱いやすい回転ベースや、お湯の残量が一目でわかる見やすい水量計など、使いやすい工夫が満載です。
見た目と機能の両方を兼ね備えた、どんなシーンでも活躍する商品といえるでしょう。
あたたかみのある陶器 オンリリ
一見電気ケトルとは思えないような、陶器がかもし出すあたたかい雰囲気が人気の商品です。
おしゃれな北欧風デザインが施された本体に、素朴な木の蓋というナチュラルテイストの組み合わせは、テーブルや食器となじんでどこに置いても悪目立ちすることがありません。
持ち手は持ちやすく、注ぎ口は注ぎやすいように計算された設計がなされているため、「見た目はよいけれど使い勝手はちょっと…」といった心配なく快適に使用できます。
インテリアに自然に溶け込む電気ケトルを選ぶなら、ぜひチェックしておきたい商品といえるでしょう。
コーヒーにおすすめの電気ケトル

電気ケトルの主な使用目的として、「おいしいコーヒーを手軽に飲むこと」をあげる人は多いのではないでしょうか。数ある電気ケトルのなかでも、コーヒーを淹れる際に特におすすめの商品を紹介します。
コンパクトで洗練された1品 バルミューダ
コーヒーをメインに楽しむのに適した容量600mlのコンパクトなサイズ感で、どこに置いても場所を取りません。
トールビーカー・透過ドリッパー・ペーパーフィルター・計量スプーンがセットになっているため、お気に入りの豆さえ用意すればたちまちおいしいコーヒーを楽しめます。
ホワイトとブラックの2色から、インリアや好みに合わせて選べるのもうれしいポイントです。
・Amazon:バルミューダ公式ストア限定 電気ケトル オリジナルドリップセット
細かい温度調節が可能 山善
コーヒーは、淹れる際のお湯の温度によって微妙に味わいが変わる奥深い飲みものです。よりおいしいコーヒーを楽しむのなら、温度調整の細やかさに定評のあるこちらの商品を検討してみましょう。
60~100度の温度を1度単位で設定できるほか、保温機能も付いている商品のため、続けてお湯が必要な場面でも度々お湯を沸かし直す必要がありません。
また、操作部は見やすい液晶表示なので、年齢を問わず快適に扱えます。様々な温度を試しながら、自分にとってベストなコーヒーの淹れ方を追求してみるのもおすすめです。
ドリップに適したノズル ハリオ
注ぐお湯の量や勢いを自在に調整できる細いノズルが特徴の商品です。ゆるやかな弧を描く注ぎ口に、特徴的なうねりが手にフィットするハンドルなど、使いやすさとデザイン性を兼ね備えたデザインで広く人気を集めています。
ステンレス素材ならではのシルバーボディが、都会的なセンスのよさを演出してくれるため、キッチン周りに生活感は出したくないという人にもぴったりです。
ドリップコーヒーを楽しむことをメインとして電気ケトルを選ぶのであれば、まずチェックしておきたい商品といえるでしょう。
3000円代で買える安い価格の電気ケトル

コスパ重視で電気ケトルを検討したいという人におすすめの商品にはどのようなものがあるのでしょうか。安い価格と高い品質を併せ持つ人気の商品をチェックしていきましょう。
片手で持てる軽量タイプ ティファール
電気ケトルの定番ブランド「ティファール」が販売する、容量800mlのコンパクトモデルです。約535gと、片手で楽に扱える軽量ボディのため、忙しいタイミングでもスムーズに使用できるでしょう。
リーズナブルな価格帯ながら、「取り外しのできるフィルター」「ホコリの侵入を防ぐ注ぎ口カバー」など、清潔&安全に使用するための基本的な機能が揃っています。
メインの電気ケトルとしても、電気ポットと併用するサブアイテムとしても大活躍してくれる商品です。
・Amazon:ティファール 電気ケトル アプレシア プラス コンパクトモデル カフェオレ
少量のお湯を沸かすのにぴったり メリタ
2、3人で楽しむティータイムから、ちょっとした来客まで、必要な分量のお湯をスピーディーに用意できる1.0lタイプの電気ケトルです。
シンプルな見た目ながら、水量の確認がしやすい「スケーリング付き水面窓」・「空焚き防止機能」など、便利な機能が充実しているのも人気の理由でしょう。
スタイリッシュなステンレス・スモーキーブラック・メタリックブルーのそれぞれ異なる雰囲気を持つ3色展開で、どんなインテリアにもなじみやすいお気に入りの1品を選べます。
まとめ
電気ケトルを検討するのなら、まずは素材や容量・機能性などの基本的なスペックをチェックすることが大切です。
自分に必要な条件をあらかじめ絞っておくことで、商品選びがスムーズになるとともに、のちのち「こんなはずでは…」と後悔してしまうといった事態を防げるでしょう。
人気の商品も一通り参考にしつつ、自分にとってベストな電気ケトルを選べるとよいですね。