ヘアアイロンを収納するポイント
長さと重さがあり、コードも絡まりがちなヘアアイロンは、万が一の故障を防ぐためにも正しく収納することが大切です。収納時に覚えておきたいポイントを確認していきましょう。
コードに負荷をかけない
ヘアアイロンを収納する際は、コードの扱いについて十分に気を配ることが大切です。
コンパクトにまとめようと、コードを本体に巻き付けて収納する人は多いですが、ヘアアイロンを長持ちさせるという視点で考えた場合、この方法は残念ながらおすすめできません。
本体に巻き付けることで強く負荷のかかったコードは断線の原因となり、結果的にヘアアイロンの寿命を縮めてしまうことがめずらしくないのです。
やむなくコードを本体に巻いて収納するのであれば、決して無理にコードを引っ張らず、余裕をもって丁寧に巻き付けましょう。
可能であれば、本体とは別にコード専用のフックを用意するなど、コードの負荷を抑えられる収納方法を選ぶと安心です。
熱が冷めてから収納
ヘアアイロンの収納では、熱対策も重要なポイントです。使用後の高温のヘアアイロンをそのまま引き出しなどに収納し、引き出し本体やまわりのアイテムにダメージを与えてしまった経験がある人は意外に多いのではないでしょうか。
そんな事態を防ぐためにも、ヘアアイロンを収納する際は、本体の熱が冷めていることをしっかりと確認することが大切です。
とはいえ、なかには「朝の忙しい時間にのんびり待ってなんかいられない」という人もいるでしょう。そんな人には、耐熱素材でできた収納アイテムを用意するという選択肢もあります。
自分のライフスタイルを踏まえたうえで、最適な収納法を選びましょう。
ヘアアイロンのおしゃれな収納グッズ
実際にヘアアイロンを収納するにあたってはどのようなグッズを選ぶのが正解なのでしょうか?まずは、ヘアアイロン専用のおしゃれな収納アイテムからチェックしていきましょう。
シンプルさが魅力「山崎実業 耐熱トレー付き ヘアーアイロンスタンド」
収納に困りがちなヘアアイロンをスッキリ立てて収納できるヘアアイロンスタンドです。
無駄のないシンプルなデザインで、洗面台の上に置いても邪魔になりません。トレー部分は耐熱のシリコン素材なので、使用中のヘアアイロンの仮置き場としても利用できます。
ダメージが気になるコード収納も、付属のフックを利用することで負荷をかけずコンパクトにまとめることが可能です。ホワイトとブラックという、使いやすい定番の2色がそろっているのもうれしいポイントといえるでしょう。
・Amazon:山崎実業 耐熱トレー付き ヘアーアイロンスタンド タワー
シャープな印象のステンレス製「クリタック ヘアアイロンホルダー」
スタイリッシュな見た目と実用性を兼ね備えたステンレス製のヘアアイロンホルダーです。強力な吸着シートで壁に取り付けるタイプのホルダーなので、置き場所や引っかける場所にとらわれず、好きな場所を選んで自由に設置できます。
ステンレス素材の本体には使用後すぐのヘアアイロンでも安全に収納できるほか、下部はフック状になっているためコードの収納にも困りません。
また、吸着シートは水洗いで再利用できるので、吸着力が弱まったときや、置き場所を変更したいといった場合も問題なく対処できます。
「ヘアアイロン収納は欲しいけれど、だからといって場所は取りたくない」という人にもってこいの商品です。
持ち運びに「フロール・クレール ヘアアイロンポーチ」
自宅だけでなく、外出先でもヘアアイロンを使うという人におすすめの収納グッズです。
本体がポーチになっているので、そのままバッグに入れて持ち運びができます。もちろんポーチは耐熱素材なので、使用直後に収納してもバッグのなかのほかのアイテムを傷める心配がいりません。
出先のレストルームで使用したり、バッグから見えたりといった場面でも主張しすぎない、フラワーモチーフのおしゃれなデザインです。日常使いはもちろんのこと、外泊や旅行の際にも便利です。
ヘアアイロンの収納におすすめなケース
ヘアアイロンの収納に役立つのは、専用のグッズばかりではありません。便利に使えるおすすめのケースをチェックしていきましょう。
リビングで魅せる収納を「ニトリ バスケット ムスカ」
「リビングに置いても目立たず、一定の強度も備えている」という、リビングでヘアアイロンを使用することが多い人ならではの条件を満たす人気アイテムです。
天然素材で編まれたバスケットの持つナチュラルな風合いは、どんなインテリアのリビングにもしっくりなじみ、違和感がありません。
収納力が高いのも特徴です。スタイリング剤やヘアアクセサリーなど、ヘアセットに必要なアイテムをまとめて管理するのにも役立ちます。
素材の特性上、水や高温を避ける必要がありますが、見せる収納をめざすのにぴったりの商品といえるでしょう。
ドレッサー内を整頓「無印良品 やわらかポリエチレンケース」
ヘアアイロンをドレッサー内に収納するときに利用したい仕分け用グッズです。一見きれいに片付いていても、扉を開けると中身がゴチャゴチャで使い勝手が悪い…そんなドレッサーはめずらしくありません。
ましてや、長さやコードがあるヘアアイロンは、ほかのアイテムに引っかかったり、絡まったりと邪魔者になりがちです。
しかし、この商品でドレッサー内を仕分ければ、ヘアアイロンを含む様々なアイテムがお互いに干渉することなくスッキリと片付きます。ドレッサー内の整理整頓を考えるなら、ぜひ検討してはいかがでしょうか。
100均アイテムでできる収納方法
「ヘアアイロンの収納は見直したいけれど、あまりお金をかけるのはちょっと…」そんな人には、100均アイテムを活用した収納がおすすめです。リーズナブルに実践できる収納アイデアをチェックしていきましょう。
フックを使って吊るす収納
整理整頓の定番アイテムとして人気の「フック」は、ヘアアイロン収納時にも大活躍してくれます。
フックを利用すれば、省スペースでの吊るす収納が叶います。「ドレッサーにも引き出しにも余裕がない」という人にとってうれしい選択肢です。
また、種類が多く、使い方のバリエーションが豊富なのもフック収納ならではの大きなメリットでしょう。
壁と家具の間に渡した突っ張り棒にS字フックをかけたり、吸盤タイプのフックを壁に取り付けたりと、使い勝手にこだわった自由なアレンジが楽しめます。
巾着袋やポーチを活用
100均で販売されている巾着袋やポーチは、ヘアアイロン収納用のグッズとしてもおすすめです。自宅のインテリアや好みに合ったデザインの商品を選べば、目立つ場所に無造作に置かれていても空間の雰囲気を損なうことがありません。
そのまま持ち運びができるので、家のなかでの移動をはじめ、出先で使用したいといった場合にも便利です。同じく100均で購入したレースやシールワッペンなどを使ってアレンジを加えれば、世界にひとつのオリジナル収納グッズを作れます。
ワイヤーかごをDIY
限られた収納スペースを最大限に利用するのなら、ワイヤーかごを利用したDIYに挑戦してみるのもおすすめです。
形や容量の種類が豊富な100均のワイヤーかごならば、組み合わせ方次第でヘアアイロンだけでなく洗面台まわりをまとめて整理整頓できるオリジナルの収納スペースを作れます。
フックを使って連結させたり、大きめのワイヤーかごに好みの布を敷いて見せる収納にしたりと、アレンジの幅が広いのもうれしいポイントです。シンプルなワイヤーかごだからこそ楽しめる便利な収納アイデアとなっています。
まとめ
ヘアアイロンの寿命を縮めず、かつ安全に収納するためには、収納時のコードの扱いや温度について意識することが大切です。
コードの収納スペースや耐熱性を持つ専用の収納グッズを利用すれば、誰でも簡単に見た目がスッキリ&使用後すぐに片付けられる便利なヘアアイロン収納が実現できるでしょう。
一方、専用の収納グッズを使用しなくても、アイデア次第で理想の収納を手に入れることは可能です。人気の収納グッズや100均アイテムをチェックして、自分にぴったりのヘアアイロン収納をめざしましょう。