ハンガーアイロンを選ぶポイント
ハンガーアイロンは、メーカーによって機能やデザインが異なります。商品を選ぶときのポイントを押さえて、自分に合った商品を見つけてみましょう。

目的に合った形状を選ぶ
ハンガーアイロンは大きく3つのタイプに分けられます。
ホコリ取りブラシのように取っ手が長い「ハンディータイプ」と、一般的なアイロンのように服に押し当てながら使う「プレスタイプ」、そして「直立式タイプ」です。
ハンディータイプは持ちやすく、手軽に持ち運べます。服をプレスしながら使うタイプは、服のシワを入念に取り除くときに便利です。
直立式タイプは、高温になるアイロン面が直接床に付かないため、置きやすいというメリットがあります。
スチーム量やタンクの容量をチェック
「スチーム機能」は服のシワを伸ばすだけでなく、ホコリや花粉を取り除いたり、タバコやお酒の臭いなどを消臭したりする便利な機能です。
スチーム量が多ければ厚手の服のシワを伸ばせますし、頑固な臭いもより取り除きやすくなります。
また、スチームタンクの容量が大きい商品は、小まめに水を注ぐ手間が省けるため便利です。より手軽さを重視するなら、スチームタンクが本体から取り外せる商品をチョイスしましょう。
コードレスなど使い勝手も確認
使用中にコードが引っかかったり、移動しにくかったりするのが気になる場合は、「コードレスのスチームアイロン」を選びましょう。
また、出勤前にササッと服にアイロンをかけたいときは、温度の上昇が早い商品がぴったりです。
電源を入れてから30秒ほどで立ち上がるアイロンなら、忙しい朝でも快適に使えるでしょう。
ハンガーアイロンのメリットとデメリット
どんな商品にも、よい点もあればそうでもない点があります。ハンガーアイロンを購入する前に、メリットとデメリットをしっかり押さえておきましょう。

ハンガーに掛けたまま使える
ハンガーに掛けた服をそのままお手入れできる点が、ハンガーアイロンの大きなメリットです。
従来のアイロンの場合は干している服をおろし、アイロン台を用意してから使う必要がありました。
しかし、ハンガーアイロンならその手間が省けます。形がコンパクトなのに加え、軽量タイプの商品が多いのも強みです。
素材によってはシワが伸びにくい
一方でハンガーアイロンは、服をプレスしながら使う一般的なアイロンと比べると、シワが伸びにくい傾向があります。
特に、綿や麻などの素材はピシッと仕上げるのは難しいため、プレス式アイロンも所持しておき、素材によって使い分けるのがおすすめです。
また、使い始めはハンガーアイロンを使うことに慣れず、苦戦することもあります。ハンガーを安定した場所に掛けて、服の裾を引っ張りながらアイロンをかけていくのがポイントです。
ハンガーアイロンの人気メーカー3選
家電メーカーのなかでも特に人気が高い3つのメーカーを取り上げていきます。メーカーごとの商品の特徴をチェックしていきましょう。

コンパクトで軽量 パナソニック
「パナソニック」からはサイズが小さめのハンガーアイロンが多く販売されています。
「衣類スチーマー モバイル NI-MS100」は重さがおよそ640gという軽量タイプで、旅行や出張などへの持ち運びにも適しています。
「衣類スチーマー NI-FS750」「衣類スチーマー NI-FS550」は立ち上がりがおよそ24秒と高速で、お出かけ前の慌ただしい時間でも素早くアイロンがけができるでしょう。
パワフルなスチームが魅力 ティファール
キッチン用品や調理家電が人気の「ティファール」ですが、実はスチームアイロンや衣類スチーマーなどの家電商品も販売しています。
「トゥイニー オートスチーム」には、1分間で平均15gのスチームが放出される「パワフル連続スチーム」という機能が搭載されています。
さらにパワフル連続スチームの3倍のスチーム量を、およそ3秒間放出する「3倍ジェットスチーム」という機能もあるため、厚手の服のシワもきちんと伸ばせるでしょう。
アタッチメントのブラシも人気 ツインバード
家電メーカー「ツインバード」のスチームアイロンものなかでも「ハンディーアイロン&スチーマー」は、累計販売数が300万台を突破したほどのロングセラー商品です。
服を吊り下げたままシワが伸ばせるほか、一般的なアイロンと同じように利用できます。
毛ブラシと衣類ブラシの取り付けも可能なので、服のホコリを取るときにも便利です。
ツインバード工業株式会社 / ハンディーアイロン&スチーマー
まとめ
スチームアイロンを購入するときは、形状や機能性に注目したり、人気メーカーの商品から選んだりするのがポイントです。
それぞれの商品のセールスポイントをよくチェックして、自分に合った商品を見つけてみましょう。