ペンギン、きつね、ぞう…日本全国●●だけ動物園を調べてみた

第810回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
2017年1月から4月まで放送されたアニメ『けものフレンズ』。回が進むにつれヒートアップするストーリーに魅了される人が続出し、なかには動物園に行って、『けものフレンズ』に登場する動物を実際に見に行く人も。

動物園は全国各地にありますが、ひとつの動物にスポットを絞った動物園はどれくらいあるものなのか。特長のある動物園や水族館などの3つの施設を、厳選して詳しく紹介します♪

ペンギン、きつね、ぞう…日本全国●●だけ動物園を調べてみた

世界でもっともペンギンの種類が多い「長崎ペンギン水族館」

長崎県・長崎市にある「長崎ペンギン水族館」は、地球上に生息する18種類のペンギンのうち、9種類のペンギンを飼育。公式ウェブサイトでは、「世界で一番ペンギンの種類が多い」と公表しており、まさしくペンギンの楽園に訪れたような気持ちに…。『けものフレンズ』に登場した「ジェンツーペンギン」「イワトビペンギン」「フンボルトペンギン」にも会うことができます。

国内最大級のペンギンプールを有し、自由自在にスピード感がある泳ぐペンギンたちが見ることができ、毎年11月末から5月初めの土曜・日曜・祝祭日にはキングペンギンのパレードが行われ、全国のペンギンファンが集まるのだとか。ペンギンが好きな人にはたまらない水族館です。

なんと100頭以上のキツネが放し飼い 「宮城蔵王キツネ村」

宮城県・白石市の森のなかにある「宮城蔵王キツネ村」は、キツネでおなじみのキタキツネはもちろん、珍しいギンギツネやアオギツネ、プラチナギツネ、シャドーギツネ、十字ギツネの計6種類のキツネが園内に放し飼いされている施設。

自然豊かな園内を歩いていると、後ろからキツネがついてきたリ、服を引っ張ってくるキツネがいたり、キツネの方から近づいてきてくれるのだとか。大自然と人懐っこいキツネに癒されること必至ですよ♪

「市原ぞうの国」はゾウにふれあえる“ゆめが叶う動物園”

たくさんのゾウに直接触れることができ、ゾウたちと一緒に遊ぶことができるのは、千葉県・市原市にある「市原ぞうの国」。市原ぞうの国の特徴は、毎日開催される「ぞうさんショー」(悪天候の場合中止する可能性あり)の後にあるアトラクションタイム。

ゾウに直接おやつをあげることができる「ぞうさんのおやつタイム」やゾウに乗って広場を一周する「ぞうさんライド」、ゾウの鼻に捕まってぶら下がり、記念撮影ができる「ぞうさんリフト」など、一般的な動物園では実現することが難しいであろう、ゾウと様々なコミュニケーションが実現できます。

また、ゾウ以外にもカビバラやビーバー、アルパカ、カバなど、たくさんの動物たちにも直接エサをあげたり、ふれあえたりできる子どもも大人も楽しめますよ♪

そのほかにも、静岡県・賀茂郡にある「熱川バナナワニ園」や北海道・登別市、岐阜県高山市などにある「クマ牧場」など、特定の動物にフォーカスを当てた動物園は全国各地に存在するので、ぜひ一度調べてみてください。自分の大好きな動物に囲まれて、幸せなひと時を過ごしてみてはいかが?
(文・山本健太郎/考務店)