災害が近づいた・おきたとき
基本的な防災の知識がつくと台風や大雨で災害が近づいたときに、早めの避難が必要なことが分かります。緊急地震速報を通知してくれる多言語対応アプリもあり、気象庁のサイトでは台風や大雨、地震津波による危険情報を見ることができます。
災害をお知らせしてくれるアプリ
Safety tips
観光庁監修による、緊急地震速報や津波速報、台風、大雨の情報、避難情報などを多言語で通知してくれるアプリで、日本語を含む15言語に対応しています。
避難情報
内閣府 防災情報のページ Evacuation Information (Revised Version)
緊急安全確保、避難指示、高齢者等避難といった発表があった時、どのタイミングで避難を開始するかや避難方法について14言語で解説をしています。
気象情報
気象庁 Multilingual Information on Disaster Risk Reduction
気象庁では、台風や大雨などの気象情報のほか、地震、津波、噴火などさまざまな情報を多言語で配信しています。土砂災害や浸水の危険度も地図上で見ることができますので、日本の地理に詳しくない外国人でも、現在地との距離を直感的に知ることができます。日本語を含む15言語に対応しています。
ニュース
NHK WORLD JAPAN
NHK WORLD JAPANのWEBサイトとアプリでは、日本語を含む21言語でニュースを配信しています。
NHK WORLD JAPAN RADIO
NHK WORLD JAPAN のAMラジオは、NHKラジオ第2で決まった時間に多言語放送をしています。日本語を含む11言語での放送がされています。
NHK WORLD JAPAN RADIO ポッドキャスト
インターネットで聞けるポットキャストでは、日本語を含む17言語で放送をしています。
NHK WEB EASY
NHK WEB EASY は日本のニュースを、難しい言葉を使わず、ふりがなをふった、やさしい日本語で書いたニュースです。
日本に住んでいる外国人は、会話はできるけれど、漢字が読めないことや、難しい表現がわからない人も多くいます。
情報を発信するときに相手の言語がわからなくても、代わりにやさしい日本語を使うことで理解できる人がいるかもしれません。また、その人がほかの外国人に伝えることで、さらに多くの人に情報が共有されることになりますので、もし避難所などで情報を伝えるなどの機会があれば、やさしい日本語をあわせて書くなど気をつけてみてください。
参考資料
出入国在留管理庁 令和5年末現在における在留外国人数について
国立社会保障・人口問題研究所
人口問題研究 第78巻 第3号 (2022年9月刊)
【資料】09 近年における外国人人口の地域分布
一般財団法人 消防防災科学センター
外国人を対象とした防災対策に関する実務資料集編
2 在住外国人および訪日外国人の「情報」と「防災」をめぐる 課題と対策
武蔵大学社会学部教授 アンジェロ・イシ(Angelo Ishi)
総務省 多文化共生の推進に関する研究会(令和元年11月1日~令和2年8月)
第5回 令和2年5月15日(金)
会議資料 資料2 多文化共生の推進と防災~これまでの取り組みと今後の展望~(田村委員 発表資料)
配信: moshimo ストック
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