ちょっとでも防ぎたい“不快な汗”をかきにくくするコツ

 2024年の夏も厳しい暑さが続いています。大量の汗に悩まされている女性は多いことでしょう。発汗は体温調節のための自然な反応なので無理やり止めることはしたくないですが、オシャレをしての外出中に汗だくになるのはできれば避けたいですよね。

 そんなときは、次のようなちょっとした工夫をすると、汗をかきにくく引きやすくして不快感を軽減できますよ。詳しくみていきましょう。

■通気性のいい服装で風通しのいい場所を選んで歩く

 綿やリネン、吸水速乾タイプの素材など、通気性のいい服を選ぶことで夏の外出も快適に過ごしやすくなります。また、汗は蒸発することで体を冷やすための機能ですから、汗をかいても涼風で体を冷やすことができれば汗が引きやすくなります。木陰を通るようにしたり冷風が出るアイテムを携帯したりして、できるだけ涼しさを感じられるようにしましょう。太陽の下で温かい風に当たるのではなく、冷風を当てることが重要です。

■吸水力抜群のタオルを持ち歩く

 汗が流れてメイクが崩れる前に汗を吸い取ることができれば、不快感を軽減できるでしょう。吸水力抜群のタオルを持ち歩くと、たくさん汗をかいたときでもすぐに対応することができます。とはいえ、汗を拭いてしまうと体を冷やしにくくなってしまうので、涼しい部屋に入るなどの工夫で体温を下げることも忘れずに。

■ストレスを軽減する

 緊張やストレスも発汗の原因となります。仕事先を訪れたり外出したりするときは、焦ったりハラハラしたりしなくていいように準備を万端にして、突然汗が吹き出すのを防ぎましょう。事前の準備で防げることもありますが、ハプニングが起こることもありますので、何かあったときに焦らず落ち着いて確認・行動するようにすることも、急な汗を防ぐためのポイントですよ。

 汗をかくことは体にとって重要なことですから、汗をかいてもいいように汗が目立たない速乾性のある服を選んだり、高機能のタオルや冷却グッズを活用して素早く体を冷やせるようにしたり、汗をかいても大丈夫な状態を作ることが大切です。そのうえで、汗をかきにくい工夫を取り入れて暑さによる不快感を最小限に止めてくださいね。

(Nao Kiyota)

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