仕事をしながらストレスを感じることはありませんか? 実は、ストレスが溜まってくると、いつもとは違うニオイを発することがあるんです。それが「ストレス臭」です。汗や食生活、加齢だけが嫌な“ニオイの素”となるわけではありません。もちろん、男性だけではなく、女性だって悪臭を放つことがあるんですよ。
■ストレス臭とは?
ストレス臭とは、人が緊張状態にある、つまりはストレスを抱えている状態のときに発生する独特のニオイのこと。とくに、硫黄化合物のようなニオイを指します。人の皮膚から排出している気体である皮膚ガスが変化し、特徴的なニオイが放出される現象を発見した資生堂によって「ストレス臭」と名付けられました。
■ストレス臭は女性にもあるの?
多くの体験談から、ストレス臭が女性にもあることが分かります。例えば、「脇の下や胸と胸の間、喉がとくにアンモニア臭かったり何か酸っぱいニオイがしたりする」という女性がいます。その女性によると、「仕事中、ストレスを感じているときにはニオイがするものの、休みの日には感じない」というのです。
さらに、「あまりに仕事がきつくてストレスを感じていたときはニオイがひどかった」という女性は、「仕事を辞めた途端にニオイがゼロになった」なんていう声もありました。そう聞くと、やはりストレス臭は男性だけではなく、女性にも起こり得る現象のようですね。
■仕事によるストレス臭の解決策とは?
仕事のストレス臭をなくす対策として考えられるのは、まずはニオイを除去するための一般的な方法を試してみること。例えば、制汗スプレーや加齢臭などに効く石鹸を使うなどが考えられます。ただ、「それでもまだニオイが取れない」という声もあるので、ストレス臭は意外と厄介なものなのかもしれません。
趣味や運動などでストレスを発散させるのもよいですが、それを上回るほどのストレスが日常的にあるなら、最終的にはストレスの原因になっていることを解決する、つまりは仕事を辞める、転職するといった方法が一番なのかもしれませんね。
最近、男性の悪臭が話題になりましたが、清潔感を意識している女性といえども、こうした思わぬ“ニオイの素”があるので気を付けたいですね。
配信: アサジョ
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