【通園バスの置き去り】対策をしていない園には「絶対に通わせたくない」6割近くに!園側の対策への意識は?

【通園バスの置き去り】対策をしていない園には「絶対に通わせたくない」6割近くに!園側の対策への意識は?

約6割が「乗車・降車チェックリストの実施」で安心して利用できる

「通園バスの置き去り対策について、園側の対策は十分と思いますか?」と尋ねたところ、「とても十分だと思う(27.4%)」「やや十分だと思う(55.7%)」「あまり十分でないと思う(14.4%)」「全く十分でないと思う(2.5%)」となりました。

「とても十分だと思う」と「やや十分だと思う」を合わせると、8割以上の保護者が園側の対策に一定の信頼を寄せています。ただし、さらなる改善を求める声も一定数存在することから、改善を求める声も無視できない状況です。

「通園バスの置き去り対策として、どのような対策を求めますか?(上位3つまで選択)」との質問では、「運転手および補助員による乗車・降車チェックリストの実施(55.9%)」との回答が最多に。次いで「バス内の防犯カメラ(35.5%)」「保護者にリアルタイムで乗車状況を通知するアプリの導入(32.8%)」と回答しています。

保護者は特にチェックリストの導入による確認体制の強化や、バス内を確認できる防犯カメラ、園児の乗車状況をリアルタイムで通知してくれるアプリなど技術的なサポートを通じた安心感の向上を求めていることが示されました。

通園バスの置き去り対策は不十分と感じる幼稚園経営者は一定数いる!?

ここからは通園バスを使っている幼稚園の経営者に尋ねています。

「園児の通園バスの置き去りについて、何か対策は取っていますか?(複数回答可)」と質問したところ、「保育園に着いたらブザーが鳴りそれを止める(46.0%)」との回答が最も多く、次いで「乗車・降車チェックリストの実施(39.3%)」「通園バスの付き添う大人の人数を増やす(34.4%)」と続きました。

次の「対策は十分にできていると感じますか?」では、「とても十分だと思う(23.8%)」「やや十分だと思う(49.3%)」「あまり十分でないと思う(24.0%)」「全く十分でないと思う(2.9%)」となりました。

「とても十分だと思う」と「やや十分だと思う」を合わせると約7割の経営者が園側の導入している対策に対して、十分と感じています。ただ、さらなる改善を求める声も確かに一定数存在することから、対策の改善や強化が必要であることが示されました。

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