●100円ショップで買うものはたったこれだけ
購入するものは以下の通り。
・ボウル(同じサイズ)…2個
・丸網(ボウルの中に入るサイズ)…1個
以上!
もちろん、燻するのだからチップは専用に別途購入する必要がありますが、燻製専用機をなどを買わなくてもこれでOK。あとは家庭のコンロで作ることができます。
作り方は簡単。ボールにアルミホイルを敷いて、その上にチップを入れたら、丸網をおきます。網の上に燻したい具材を置いたら、もうひとつのボウルを重ねてふたをするだけ。そうしたらガスコンロの上で弱火から中火で火をかけて5~7分程度加熱。
加熱後は火を止めて、しばらくボウルの中に充満した煙で食材を燻すために10分程度放置しましょう。なお、一連の調理中は換気扇は最大パワーに。すると、しっかりと燻された食材が出来上がるはずです。
ボウルはどうしても焦げ付いてしまうから、燻製専用になるというわけ。だからこそ100円均一のものにしておく必要があるというわけ。
●お手製燻製をおいしく仕上げるポイントは水分を抜くことと下味
燻製は香りをまとわせる調理なので、食材自体に下味が付くわけではありません。あらかじめ味のついた食材ならば問題ありませんが、それ以外の食材については下味をつけてから調理するのがベスト。塩を振っても良いですが、めんつゆにつけておくなども効果的。またチーズなど加熱によって網に張り付いてしまいそうな食材を燻す場合は、丸網の上にクッキングシートなどを置くことで張り付きを防止できます。
お家で作って食卓に出したら、ちょっとオシャレ! 換気と火事には注意して、燻製ライフを楽しんでみてくださいね。
(文・燻銀坂ゆみ/考務店)