●食事の中に子どもの好きなものを入れて解決派
多かったのは、子どもの好きなメニューを取り入れているという意見。
“最近子どもの食べむらがますます強くなって疲れぎみ。トーストとバナナとおふはだいたい食べるけど毎食それじゃね…”
“ものすごい食べむらのある息子だけど、今日は食欲爆発の日だったみたいで、姉のお土産のショートーキと生チョコケーキをひとつずつ、みたらし団子2本食べて、ラーメンも食べたいと。。まあふつうに子どもが大好きそうなものばかりではある。”
“一歳半あたりから食べムラが出てきた子ども、麺類は好きなようでいつでもしっかり食べてくれる。2人だけでおうちランチの日はうどん、パスタになりがち…”
でも、上にもあるように、栄養の偏りを不安に思う親は多いみたい。
【連載】育児のイライラ、みんなはどうしてる?
第1回:
第2回:「少しは手伝って!」育児をしないパパをイクメンにする秘訣
第3回:【食べムラ・遊び食べ】子どもが食事に集中してくれない時みんなの家ではどうしてる?
●褒めや環境の改善によって集中力改善を図る家庭も
その他見られたのは、褒めや環境の改善。
“友人の子ども(2歳)は「上手いね~」など褒めると飽きてしまうので「もっとできる?」「他のも見たいなぁ~」とリクエストするようにした。そしたら食事にもお絵かきにも集中してくれて、友人とゆっくりランチを楽しめた。褒められるのが好きじゃない子どもがいることを知れてよかった。”
や、
“ ごはんに集中して欲しいので、直前までつけていたとしても食べさせる前に消します。自分があまりテレビを見ないというのもあるし、子どもの頃、テレビに集中しすぎて食事が進まず食事中のテレビが禁止になった経験もあり、しばらくは食事中はテレビをつけないつもりです。”
などの意見。その他、おもちゃではないものの、適度な暇つぶしグッズを使いながら、子どもを食事時間に飽きさせない…という家庭も。
ちなみに、今回探した中には、子どもは大人のように食事とテレビに同時に注意を向けるのは難しいため、テレビやDVDを見ながら食事をすると食べむらが高率に起こりやすいという小児科医の方の意見もあった。環境を整えることも大切なのかも。
特に仕事をしているママにとっては、子どもの食事がスムーズに終わるほどうれしいことはない。どの家庭もこの問題については、試行錯誤している様子。あなたの家では、どんな工夫をしていますか?
(文・保育坂ゆみ/考務店)