「夏だからきゅうり大量買い」とか「コストコ行ったんでニンジン5kg買い」とか、このように野菜大量買いまたは大量にもらっちゃった際、とりあえず漬物とかピクルスにできるものは加工して延命措置を施します。
果物も然りで、訳ありデコポン10kgが届いたときは、「皮はマーマレード、実はコンポートにして保存。これで食べきれずに一気に腐らせることを阻止できた~」と自己満足に浸ったりします。
でもね、自家製ってことは、市販品と違って保存剤入ってないし、火の入れ方や酢や塩の量がイマイチかもしれない。自分用に作っているんだから、手を洗っていても雑菌の元があるかもしれない。作ったことに満足して冷蔵庫の中でず~っとほったらかしにしていたら、「えっ、なんかフワフワしたのが表面に……」なんて悲しい事態だって起こり得ます。
そこで、『IKEA』で見つけたのが「FÖNSTERFIKUS(フェンステルフィクス)」通常価格税込み199円。ハート型、リボン型、ギザギザ型のゴム紐付きタグが3種×各3枚入っているもので、公式サイトでは「ふた付き容器や食品保存容器の中身を表示するために使えるだけでなく、プレゼントにもぴったり。水性ペンで書いた文字は簡単に拭き取れるので、繰り返し使えます」と書かれています。
とはいえ、北欧のていねいな暮らしをしているマダムや自給自足をしているとかじゃないんだから、そんなに何種類も大量に保存食なんて作らないし、中身の表示なんていちいちしなくていい。それよりも書いておきたいのは“作った日にち”。煮物作ったら1週間以内、ピクルス作ったら2週間以内に食べ切りたいとか。そのためにも、日付を書いたラベルを付けて冷蔵庫の中でも分かりやすくしておくのがいい。
素材はペーパーボード&ポリプロピレンプラスチック。ギザギザのは直径約8cm、ハートも約8×8cm、リボンは約3.5×10cm。実際に水性ペンで日付を書いて、濡れた布で拭いてみたらあっさり落ちました。色だけ残るということもない。“ホワイトボードの極小版”という感じです。
ということで、現在はニンジンの酢漬けのボトルに日付を書いて保存中。これで冷蔵庫を覗くたびに、「早めに食べ切ろう」という意識が生まれます。前まではなんとなく冷蔵庫の中で位置を確認していたけれど、日付という文字情報があるだけで目立つというか、なんか目に入ってくる。
定価199円、IKEAファミリー価格149円という激安で、冷蔵庫内備蓄食品の“うっかり防止”になるのはありがたい。自家製の作り置き食品だけではなく、滅多に使わないジャムやマスタード、海苔の佃煮などご飯のお供系瓶モノ食品の「開封日を覚えておくためにラベルを付けておく」という使い方がオススメですよ!
(ロドリゴいしざわ)
配信: アサジョ
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